Project/Area Number |
60125004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鈴木 昭憲 東京大学, 農, 教授 (90011907)
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Project Period (FY) |
1985
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1985)
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Budget Amount *help |
¥25,400,000 (Direct Cost: ¥25,400,000)
Fiscal Year 1985: ¥25,400,000 (Direct Cost: ¥25,400,000)
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Keywords | 自家不和合 / 雄性不稔 / 除雄剤 / 不定胚形成 / 再分化 / 植物ホルモン / カルス |
Research Abstract |
特定研究「植物育種」C班に該当する本研究班は、「生殖細胞間の相互反応の解析」を研究目的とする第1グループと「再分化過程の解析と制御」を研究目的とする第2グループを設け研究を実施した。 第1グループ:カブの属するBrassica campestrisの3種のホモ系統株のS糖タンパク質を精製し、その糖構造が主としてA・Bの2種の糖鎖によること、アミノ酸配列は相互に類似性が高いことを明らかにした(鈴木)。この認識につづく花粉管行動については補足的に働く遺伝子系が柱頭側に必須であり、この系が劣性に変化すると、花粉管侵入阻害がおこらないことがわかった(日向)。一方、イネの細胞質雄性不稔型は、4型に分類されることがわかった(新城)。さらに雄性不稔性をひきおこす物質が系状菌代謝産物中に検索された(木村)。また、チャの花粉の花粉伸長期の膜組成が検討され、リン脂質が多いことが判明した(関谷)。 第2グループ:細胞からの個体再分化において重要な過程である不定胚形成の条件を検討し、高浸透圧処理による方法を開発した。さらに高浸透圧処理による不定胚形成の機構について検討を加え、ストレス蛋白質等ホルモン以外の要因が関与することを示唆した。また、TiRiプラスミドを利用して内生ホルモン量を高めた形質転換細胞の示す不定胚形成反応について検討した(原田)。イネ科植物のカルス化とそれからの再分化への合成オーキシンの効果を検討し、4-フルオロフェノキシ酢酸が有効であることを認めた(安田)。オオスミソウについて不定胚形成と茎葉形成の条件を検討した(三位)。インドール系およびフェノキシ系の合成オーキシについて構造と活性の関係について検討した(丸茂、岩村)。さらに植物細胞中のオーキシンとサイトカイニンの分析法を確立した(山口)。
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