Project/Area Number |
60210008
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
阿部 圭一 静岡大学, 工, 助教授 (80022193)
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Project Period (FY) |
1985
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1985)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1985: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 文法推定 / 構文的パターン認識 / 二値画像の形状・構造解析 / 三次元情景解析 / 無限遠点 / 図面認識 |
Research Abstract |
(1)文法推定と構文的パターン認識の統合化 昨年開発した有限文法にたいする逐次的文法推定手法において問題のあった、negative sampleを考慮した非終端記号の分割法について考察を進めた。この問題は人工知能における推論および学習の特殊な例と見ることができ、そのようなより広い立場からさらに研究を深めたい。また、文法推定を構文的パターン認識に応用するための例題として、チェイン符号で表わされた記号列および平面曲線から特徴点を検出し、それらを自動分節する手法を比較検討した。これは、次項に述べる二値画像の形状解析の一問題であり、両面からの相補的アプローチを試みている。 (2)二値画像の形状・構造解析 境界間の包囲関係を抽出することのできる境界追跡手法を修正・応用することによって、流れ図の構成要素である文字・記号・流れ線を分離する手法を考案した。この方法の特色は、境界線の種別を考慮した対境界追跡とそれによる構成要素の分離・識別にあり、他の図面の認識にも応用範囲が広いと考えられる。また、すでに提案したトポロジカルな図形融合手法を二値画像の形状・構造解析に応用する種々の例を示した。二値画像の並列型高速細線化法、濃淡画像における構造抽出および細線化についても研究成果が得られた(投稿準備中)。これらの手法を含めて、二値画像の形状・構造解析に関する最近の研究動向のサーベイを行った。 (3)三次元情景解析への応用 屋外情景における対象物の三次元情報を認識するための一つの知識として画像中の無限遠点に着目し、反復演算を用いた無限遠点抽出法を提案した。三次元情報復元の一例として透視図的変形を受けた平面を復元する手法を開発した。時間的あるいは空間的に変化した画像間での立体形状の変化に加わる拘束について今後考察し、複眼画像・動画像の理解へ応用する予定である。
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