統一的な活荷重モデルの開発と,それに基づく種々の限界状態に対する設計活荷重の評価
Project/Area Number |
60302059
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
土木構造
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
藤野 陽三 東京大学, 工学部, 助教授 (20111560)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 尚次 関東学院大学, 講師 (30162457)
古田 均 京都大学, 工学部, 講師 (70109031)
中山 隆弘 広島工大, 工学部, 助教授 (90087974)
白木 渡 鳥取大学, 工学部, 助教授 (30032288)
岡林 隆敏 長崎大学, 工学部, 助手 (90039686)
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Project Period (FY) |
1985 – 1987
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1987)
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Budget Amount *help |
¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1985: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 限界状態 / 設計法 / 活荷重 / 確率 / 疲労 / 地震応答 / 道路橋 / 荷重 / 載荷規定 / ファジー論 / 安全性 |
Research Abstract |
本年度は次の点に重点をおいて研究を行った. (1)通路板の疲労損傷簡易評価法 道路板の疲労損傷予測法としてモンテカルロシシュレーションが広く用いられているが,演算時間も多く工学的でない. そこで本研究ではモンテカルロシシュレーションを広汎に行い,その結果を理論解の係教で決めるという手法で整理した. 影響線の形状,大型車混入率,影響線長をパラメーターとして変化させて結果を整理した. (2)最大活荷重評価のための確率論的方法の開発 最大活荷重評価のための確率過程モデルによる手法を開発した. さらにこの方法に,効率化されたシミュレーション法とを組合せることにより,現実の種々の交通流に対して精度の高い短時間で計算する方法とすることができた. (3)荷重の組合せ解析 温度応力を考慮した鋼製ラーメン橋脚の非弾性地震応答を計算した. 不静定構造であるがゆえに,余剰塑性耐省力が大きく,温度応力の影響はあまり大きくないことが判明した. 現行の鋼道路橋では,地震時応力と温度応力を組合せているが,その規定は合理的でない可能性が高いとの結論をえた.
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)