CCD(固体撮像素子)による微光天体の測光 分光学的研究
Project/Area Number |
60420001
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
家 正則 東京大学, 東京天文台, 助手 (30111446)
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Project Period (FY) |
1985 – 1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥29,600,000 (Direct Cost: ¥29,600,000)
Fiscal Year 1986: ¥8,600,000 (Direct Cost: ¥8,600,000)
Fiscal Year 1985: ¥21,000,000 (Direct Cost: ¥21,000,000)
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Keywords | CCD(電荷結合素子) / 天体観測 / 輝線スペクトル / 近赤外域分光 / 液体窒素冷却 / 活動銀河中心核 |
Research Abstract |
1 PSI(プリンストン科学機器)社製の液体窒素冷却可視成用CCDカメラシステムを東京天文台岡山天体物理観測所において天体観測に使用する目的で購入し、その基本性能のチェックを行なった。 チェック項目・調整項目は次のとうりである。 (1)188cm望遠鏡クーデ焦点光学系との光学調整 (2)カメラデュワーの冷却特性・真空特性 (3)感光波長域特性 (4)CCD素子各端子の電圧調整 (5)同観測所現有の計算機システムとの結合 (6)データ収録システムの整備 2 以上のような基礎実験をふまえて、実際の天体を用いてのテスト観測を行ない次のような成果が得られた。 (1)近赤外域での感度が予想以上に良好であることが判明した。オリオン星雲の9532Åの硫黄の輝線スペクトルや炭素星の11000Å近傍の吸収星スペクトルの検出が可能であることが分かった。 (2)データ解析が現時点では完了していないが、明るい天体については種々の較正を駆使することにより高精度な分光観測が可能であるとの見通しを得た。 3 PSI社製CCDカメラシステムと同様なシステムを用いた海外の望遠鏡などを使用し各分担者の研究分担テーマの研究を遂行した。 活動銀河中心核、輝線天体
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)