Project/Area Number |
60450061
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
言語学(含音声学)
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
原土 洋 東北大学, 教養部, 教授 (80156520)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金井 浩 東北大学, 情報処理教育センター, 助手 (10185895)
中尾 光之 東北大学, 情報処理教育センター, 助手 (20172265)
川添 良幸 東北大学, 情報処理教育センター, 助教授 (30091672)
安倍 正人 東北大学, 工学部, 助手 (00159443)
堀口 進 東北大学, 工学部, 助手 (60143012)
城戸 健一 東北大学, 応用情報学研究センター, 教授 (30006209)
大坪 一夫 筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (20115538)
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Project Period (FY) |
1985 – 1987
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1987)
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Budget Amount *help |
¥5,500,000 (Direct Cost: ¥5,500,000)
Fiscal Year 1987: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1986: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1985: ¥4,600,000 (Direct Cost: ¥4,600,000)
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Keywords | 標準音声 / 外国人留学生の発声に対する評価関数 / DPマッチング法 / 日本語教育 / 合成音声 / イントネーション / 外国人留学生 |
Research Abstract |
前年度の成果に従い, 留学生の音声解析システムの抜本的な改善を行なった. その具体的内容は, A/D変換部を本学応用情報学研究センターの開発したシステムを利用し, 精度の向上を図ったこと, およびデータ解析にIBM3081-KX6汎用大型計算機を用いたことである. この変更により, フォルマント抽出, ピッチ抽出等の信頼度が飛躍的に向上した. また, 標準音声としてNHKのアナウンサーによる発声データを利用し, "正しい日本語"の音声データをコンピュータ上に蓄積した. この標準データを用いることにより, 留学生の発声に対する評価関数の作成を可能とした. このデータは60分テープ1巻にまとめられたものであるが, 数多くの短い文章により構成され, その各々が日本語の特徴的な部分を表わすように作られている. 汎用大型計算機上の解析プログラムは, 留学生の発声に対する正しい評価を行うために, DPマッチング法を用いて各要素音を対応させている. このシステムを用い, 中国人留学生, 男女各1名の発声データを上記NHKアナウンサーの発声データと比較検討した. この結果, 日本人には見られなに発声上の違いが得られた. 今後, 国による違い等についての詳細な調査を行なう必要がある. また, 数多くの留学生に対して本システムを試用し, 効率的なコースウエアの確立を行わねばならない.
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)