国際輸送需要構造を考慮した船舶初期計画に関する研究
Project/Area Number |
60550313
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
船舶抵抗・運動性能・計画
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
田口 賢士 阪府大, 工学部, 教授 (40081385)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 ミチコ 大阪府立大学計算センター, 助教授
岸 光男 大阪府立大学, 工学部, 助手 (00145814)
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Project Period (FY) |
1985 – 1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1986: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1985: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 船舶初期計画 / 輸送需要構造 / データ・ベース / 最適化 / 配船計画 |
Research Abstract |
この研究の目的は、海上輸送システム設計における最上流情報である輸送需要について、その構造を分析しかつ船舶初期計画に適する輸送需要予測の方法論について研究し、その出力を初期計画に整合的に活用する方法を考究することにある。このために、2ヶ年計画のもとに以下の事項に関して研究を実施した。 1.国際海上輸送に関する最適な予測方式を探す。 2.項目1.に関して、専用データベースを支援する解析ソフトウェアを開発する。 3.初期計画のためのソフトウエアを開発し、予測から船舶諸元選定に至る一貫設計システムの考え方を確立する。 昭和61年度は、計画の第二年次であり、以下の事項について具体的に作業をすすめ、成果を挙げた。すなわち、 a.国際海上輸送需要予測方式について調査・検討すること b.上記項目に関して、専用データ・ベースを作成すること c.初期計画解析モデルを開発すること a.について、既存のモデルを比較検討した結果、地域間輸送については、産業連関分析が自国対世界貿易については、計量経済モデルが適していることが判った。bについては、社会,海象,海図,船舶の4つのデータ・ベースを計画し、この中で最も必要な船舶に関するデータ・ベースを完成した。cについては、船舶性能,経済性,安全性を考慮して、評価値を最適にする船舶諸元,隻数,配船を求めるためのモデルを全体モデルの評価部分に構築し、本研究計画の目的を達した。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)