Project/Area Number |
60550448
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
資源開発工学
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
山崎 豊彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (70063229)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 勝弘 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063752)
沢山 茂 三菱化成工業KK, 総合研究所・早稲田大学理工学研究所・所員, 特別研究員
|
Project Period (FY) |
1985 – 1987
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1987)
|
Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1987: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 1986: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 1985: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | スクリンファクター / 抵抗係数 / 残留抵抗係数 / 粘性係数 / シミュレーション / モビリテーコントロール / 耐熱性ポリマー / 耐塩性ポリマー / 全相対モビリティ / スルホン基ポリマー |
Research Abstract |
昭和60年度より3年間に亘り, ポリマーフラッドによる重質油の回収について研究を進めて来た. その1は高温用ポリマーの開発でありまたこれを利用する中東地区を考えるとき, 高塩分濃度水溶液に対するものであることも必要であった. 従って (1) 耐塩性ポリマーとして, スルフォン酸系, カルボン酸系及び両基を備えたものゝ3種類について検討した結果, 両基を合せ持つポリアクリルアミドが最も良い結果を得た. しかし現在まで僅か30,000ppmのNaClに対する成果であるので, 今後より高い塩水に対するポリマーの開発が必要となろう. (2) 耐熱性ポリマーについても現在までラジカル補足剤を利用して熱安定性をうることが出来たが, さらに新しい構造のポリマーについて検討している. (3) 原油回収に関しては, ほゞ3年に亘り, 一軸方向のポリマーフラッドシミュレーションを行って来た. そしてポリマー液の前方に水バンクが形成されているのではないかと予測されたので, 今年特にポリマーの移動状況を分光分析によって遂究して見た. この結果, ポリマーと油の中間にそのような水バンクが形成されていることが判明した. 今後の研究ではポリマーフラッド実験のシミュレーションをより適切なものにするかが大きな課題である.
|
Report
(2 results)
Research Products
(8 results)