Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1987: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1986: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1985: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
|
Research Abstract |
まず, 溶銑中に通常共存する元素が脱珪の際にどのような挙動をとるのかを熱力学的立場から検討した. その結果, MnはSiに後先して塩化してしまうことが推定された. 他の元素はおおむね歩留りそうである, と予測された. 次いで, スクラップ中のトランスエレメントに着目し, FeCl_2で除去できるかどうか実験的に検討した. その結果, 除去は可能であるが, エネルギ的に問題があることを明らかにした. さらに, 塩素以外のハロゲンにて精練が可能であるかどうかを熱力学的立場から検討した. その結果フッ素が塩素以上に有利な反応となるであろうことが予測された. 以上の検討のもとに報告書の作成を行った.
|