Project/Area Number |
61040017
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Energy Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
豊倉 富太郎 横国大, 工学部, 教授 (00017857)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡部 富治 室蘭工業大学, 工学部, 教授 (50113692)
井上 雅弘 九州大学, 工学部, 教授 (90037903)
前田 久明 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80013192)
東 昭 東京大学, 工学部, 教授 (60013629)
高松 康生 九州大学, 工学部, 教授 (30037709)
|
Project Period (FY) |
1986
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
|
Budget Amount *help |
¥31,400,000 (Direct Cost: ¥31,400,000)
Fiscal Year 1986: ¥31,400,000 (Direct Cost: ¥31,400,000)
|
Keywords | 水力発電 / 風力発電 / 波力発電 / 海洋温度差発電 / 貫流水車 / ダリウス水車 / ウェルズタービン |
Research Abstract |
本研究では、低落差水力、風力および波浪発電装置の高性能化を図り、実用化への設計指針をえることを目的とし、次のような成果をえた。 (イ)従来の研究成果を踏まえて設計したランナ径の小さい貫流水車が良好な性能を示すことを確認し、本水車の適用範囲を示すとともにランナに働く半径方向スラストを明らかにした〔豊倉〕。 (2)ダリウス形ランナの吸込み限界と回転数に関する設計資料を示し、水車全体として良好な性能を示す設計指針および適用範囲を明らかにした〔高松〕。 (3)水平軸風車ブレードのフラッタ限界を理論と実験から明らかにし、安全でかつ軽量なブレードの設計指針を示した〔東〕。 (4)可変ピッチブレードをもつ水平軸風車のピッチコントロールシステムを開発し、高性能で安定した周波数の発電が行える運転方法を確立した〔清水〕。 (5)ADWAT風車による発電システムの最適制御法を明らかにし、風車模型を用い良好なディフューザ形状を検討した〔永井〕。 (6)波浪エネルギー吸収装置の機能設計に関しウェルズタービンとのマッチングを考慮した最適設計法を確立するとともに、係留設計と構造設計用プログラムを開発した〔前田〕。 (7)空気室を含めたウェルズタービン装置の設計に対する主要パラメータと好適な回転数制御を示し、数値シミュレーションを用いて最適設計ができることを確認した〔井上〕。 (8)ウェルズタービンの実機設計問題に関連し、レイノルズ数や翼端すきまの相違による性能変化を推定する一方法を示した〔田古里〕。 (9)発電コストが低い沿岸固定型振り子式発電装置について、振り子の好適形状を検討するとともに従来の成果を踏まえた実用プラントの基本設計指針を示した〔渡部〕。 (10)海洋温度差発電のためのステーション係留について、係留鎖変動張力や冷水管上端の反力など非線形性の強い要素を含んだ場合でも不規則波中の応答を精度よく求める方法を提案した〔小寺山〕。
|
Report
(1 results)
Research Products
(9 results)