Project/Area Number |
61040024
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Research Category |
Grant-in-Aid for Energy Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
橋本 健治 京大, 工学部, 教授 (20025919)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古沢 健彦 東京大学, 工学部, 助教授 (20011083)
笠岡 成光 岡山大学, 工学部, 教授 (10032921)
渡部 良久 京都大学, 工学部, 教授 (70025956)
西山 諠行 東北大学, 非水溶液化学研究所, 教授 (10006299)
富田 彰 東北大学, 非水溶液化学研究所, 教授 (80006311)
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Project Period (FY) |
1984 – 1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥33,200,000 (Direct Cost: ¥33,200,000)
Fiscal Year 1986: ¥33,200,000 (Direct Cost: ¥33,200,000)
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Keywords | 石炭のガス化 / 石炭の接触ガス化 / 石炭ガス化用触媒 / 石炭ガス化反応機構 / 循環流動層 / ドライアッシュ式噴流層 / 表面酸素 / 昇温脱離法 |
Research Abstract |
1.石炭ガス化反応における表面酸素の役割を迅速昇温脱離法と閉鎖循環型反応器を用いて明らかにした(京大・橋本)。 2.昇温脱離法を用いてガス化残渣の表面酸素量を求め、それをもとにガス化反応の機構を明らかにした(東北大・富田,東京理科大・玉井)。 3.種々の温度で揮発分を除去して構造を変化させたチャーをガス化し、接触ガス化活性を支配する因子を明らかにした(東北大・西山)。 4.パルスを用いたガス化実験によって、鉄,アルカリ金属を担持したヤルーンチャーのガス化反応の機構を明らかにした(京大・渡部)。 5.ガス化温度においてKは塩酸に不溶と可溶なものを生じ、可溶性のKが活性点を形成することを明らかにした(早稲田大・森田)。 6.石炭の高温ガス化時に灰分にCaO,FeOを添加すると、最適条件では融点は1050〜1080℃まで低下することを示した(東農工大・平戸)。 7.単塔型循環流動層ガス化炉を乾留一部分燃焼の組合せで運転し、本プロセスの本質,限界を明らかにした(東大・古沢)。 8.噴流層ドライアッシュ方式のガス化炉では、クリンカートラブルなしで、1100℃の高温で操作が可能であることを示した(北大・上牧)。 9.泥炭,石炭のC-【CO_2】接触反応における灰分の役割を昇温X線回折分析等により明らかにした(北見工大・本間)。 10.一次タールの接触水添メタン化反応において、Niをモンモリロナイトに担持すると高活性を示すことを見いだした(秋田大・松永)。 11.各種石炭のガス化速度を原炭の固定炭素と包蔵水分量で精度良く相関できる対数回帰式を見いだした(岡山大・笠岡)。 12.各種同一ロット炭を比重分離し、組織成分と炭化物のガス化反応性との関係を明らかにした(関西大・横川)。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)