Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
甲藤 好郎 日本大学, 理工学部, 教授 (50010591)
越後 亮三 東京工業大学, 工学部, 教授 (70037737)
鈴木 健二郎 京都大学, 工学部, 教授 (00026064)
佐藤 俊 摂南大学, 工学部, 教授 (10025760)
長谷川 修 九州大学, 工学部, 教授 (30037668)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 1986: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Research Abstract |
研究代表者及び分担者全員参加の合同討論会を2回開催し、また企業からの参加をも得た3年間の研究成果の発表会を1回開催して、各分担課題に対する研究計画と研究成果についての発表とそれに対する討論を行い、さらに4回の総括班会議を開催して、3年間の研究成果の取りまとめの方向と方法についての検討、またそれに沿う研究計画と研究の進め方の立案、及び得られた研究成果についての検討と評価を行った。これにより本年度得られた研究成果の概要は次の通りである。 中低温熱エネルギーの高効率利用に関する研究では、乱れ促進体による単相強制対流伝熱の最適促進法,中低位熱エネルギー回収用熱交換器の気相側流動,伝熱特性の診断法,電場による直接接触伝熱の伝熱促進,沸騰及び蒸発伝熱の促進法の限界性能,フロン蒸気発生器の伝熱性能とその向上,低温機器における相変化不安定に基づく性能限界,2成分蒸気凝縮の最適作動条件,2成分混合物を作動流体とするヒートポンプの研究,超弾性を利用した省エネルギー材料の開発,ミスト冷却熱交換器の高性能化,についてそれぞれ研究成果が得られた。 高温熱エネルギーの高効率利用に関する研究では、高温面伝熱の高効率利用と安全性に関連する膜沸騰伝熱特性と膜沸騰下限界,高効率沸騰系究明のための伝熱面の形状と姿勢の影響,限界熱流束の統一的把握と予測法,過渡沸騰除熱の高効率化,ガスタービン作動温度の高温化をはかるための全面膜冷却,多様な燃料の燃焼促進法と安定化に関するふく射変換体を利用する超低品位燃料の燃焼促進,アルコール燃料の燃焼特性,内部熱循環を利用する超過エンタルピー火災の燃焼特性,自己排熱循環による低品位固体燃料の2段燃焼,超希薄混合気を酸化剤に用いる拡散燃焼,についてそれぞれ研究成果が得られた。
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