| Project/Area Number |
61050013
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Fusion Research
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| Allocation Type | Single-year Grants |
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
石野 栞 東大, 工学部, 教授 (70010733)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥田 重雄 筑波大学, 物質工学系, 教授 (50111365)
大貫 惣明 北海道大学, 工学部, 助手 (10142697)
吉田 直亮 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (00127317)
紀 隆雄 広島大学, 理学部, 教授 (10033797)
桐谷 道雄 北海道大学, 工学部, 教授 (70033826)
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| Project Period (FY) |
1986
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| Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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| Budget Amount *help |
¥24,000,000 (Direct Cost: ¥24,000,000)
Fiscal Year 1986: ¥24,000,000 (Direct Cost: ¥24,000,000)
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| Keywords | 高エネルギ-粒子照射効果 / 熱拡散 / 水素-欠陥相互作用 / 照射誘起偏析 / 疲労誘起析出 / 応力下照射挙動 / 陽電子寿命測定 / 照射損傷モデリング |
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| Research Abstract |
1.傾斜ポテンシャル場の下での照射挙動:薄膜試料とバルク試料の中性子照射効果の比較により、欠陥構造発達の原理を追求した。またイオン照射により損傷勾配の効果を可変厚マスクの利用および縦割観察法の活用により検討し、電顕内可動マスキングステ-ジを利用した実験もテスト段階にある(桐谷)。アリミニウム中のアンチモンと水素について温度勾配の下での熱拡散実験を行なった。水素では空孔の移動に伴う水素移動が認められたが、不純物その他による捕捉効果についてはさらに詳細な実験を進めている(紀)。
2.軽元素と照射欠陥が同時に導入される条件下での照射挙動:重水素イオンによる照射実験を行ない、重水素が捕捉される欠陥として空孔・転位ル-プなど5種類が確認された。また板状の水素集合体が形成され、その安定性が明らかにされた(吉田)。オ-ステナイト鋼について二重イオン同時照射および予注入後の電子線照射によって、照射下偏析に対するヘリウムの効果を検討した。この結果いずれもNiの偏析はヘリウムによって抑制された。またフエライト鋼においてもCr減少量の低下が見られた(石野、大貫、竹山)。
3.応力下の照射挙動:超高圧電顕内応力負荷装置を用いて、ヘリウム注入の有無によって316鋼中のクラックの発生に差異があることが明らかにされた(大貫)。銀に対して引張応力を加えながら超高圧電顕内で電子線を照射すると積層欠陥ル-プが増加するが、この場合優先的な核生成面があることがわかった(坂)。316鋼は照射下において疲労誘起析出が抑制されるが、これには疲労歪・温度が大きく影響することを明らかにした(奥田)。
4.照射効果のモデリング:陽電子消滅法により種々の合金で照射欠陥の易動度などを明らかにした。またフエライト鋼の耐スエリング性は転位のバイアス因子によって説明できる(蔵元)。ストカスティックな統計理論による組織変化のモデリングを進めた(北島)。
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Report
(1 results)
Research Products
(14 results)
