Project/Area Number |
61107004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
葛西 道生 阪大, 基礎工学部, 教授 (40022595)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 英雄 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60063541)
吉岡 亨 横浜市立大学, 医学部, 助教授 (70046027)
栗原 堅三 北海道大学, 薬学部, 教授 (00016114)
塚原 保夫 東北大学, 応用情報研究センター, 教授 (60004587)
木島 博正 九州大学, 理学部, 助教授 (30012397)
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Project Period (FY) |
1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Keywords | 生体電気信号 / イオンチャンネル / カルシウムチャンネル / モノクローン抗体 / トランスダクション / 脂質平面膜 / パッチクランプ |
Research Abstract |
特定研究「生体電気信号の発生機構」は、刺激情報の受容から電気信号の発生に至るまでの一連の過程を、分子のレベルで統一的に理解することを目標としている。本研究はこの特定研究の全計画を郊率よく推進させ ために組織された総括班であり、その目的は当該特定研究の初期の目標を、その所定の期間内に滞りなく達成させることである。 この使命を全うするために、本総括班は以下の事業を行った。 1.当該特定研究の全計画の進捗状況を把握し、その研究推進の円滑化を計るために、総括班全体会議2回、班長会議6回、及び幹事会5回を開いた。 2.公開シンポジウム「生体電気信号の発生機構」を東京学士会館で開催し、各計画班の班長が中心になって成果の取りまとめの報告をした。 3.動物生理学会と共催でシンポジウム「イオンチャンネルと細胞の情報変換」を開き、この特定研究の成果を他の分野の研研究者と討論した。 4.Caチャンネルの攻略についてプロジェクト研究討論会を開き、ω-コノトキシンを利用した協同研究の成果について討論した。 5.ワークショップ「新しい測定技術と新しい神経科学実験系の開発」、「生体内の情報伝達システム」を開き、この特定研究の成果を踏まえた今後の研究の発展の方向について討論した。 6.班員間交流のために、合同班会議を開いた。 7.消耗品費は主に(1)各種モノクローン抗体作製サービス、(2)新しいCaチャンネル阻害剤の開発と供給、(3)I【P_2】の開発と供給、(4)データ処理用のプログラムの開発と供給、のために使用された。 8.研究成果報告集を発行し、特定研究3年間の成果の概要をまとめた。 9.サーキュラーを平均月1回発行して、関連分野の最新の情報を提供し、かつ班員間の相互理解を計った。
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