Project/Area Number |
61116007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高浪 満 京大, 化学研究所, 教授 (10027013)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
由良 隆 京都大学, ウィルス研究所, 教授 (20027311)
大井 龍夫 京都大学, 化学研究所, 教授 (00027012)
柳田 充弘 京都大学, 理学部, 教授 (80025428)
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Project Period (FY) |
1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥12,700,000 (Direct Cost: ¥12,700,000)
Fiscal Year 1986: ¥12,700,000 (Direct Cost: ¥12,700,000)
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Keywords | 核酸 / コンフォメーション / 遺伝情報 |
Research Abstract |
本特定研究は、遺伝情報の具現、制御にかかわる生体機能を、これらの機能を指定する核酸のコンフォメーションシグナルの構造的基礎とその識別の問題に集約して研究し、遺伝的生体制御についての理解を深めることを目的としている。この目的達成のため3ケ年の研究計画を立てゝ60年度からスタートしており、本年度はその2年目となる。研究組識としては、この総括班と6つの計画研究班を柱に、11の公募研究を加えて織組した。本総括班は、この特定研究の実施に関する基本方針を定め、班員間の研究連絡や情報交換を促進することにより研究の円滑な実施をはかることを目的として、各班の班長、関連領域の研究者15名で構成した。本年度実施した主な事業は次の通りである。 a.班長会議を8月29日(京大)、総括班会議を11月10日(筑波大)で開催し、本年度活動方針を立案し、決定した。b. 公開シンポジウムを「核酸シグナルとその識別」という課題で11月10日、筑波大学で開催した。核酸シグナルと制御因子の相互作用の問題を中心に、転写,複製,プロセシングのレベルでの研究成果や、今後の展望について発表を行った。班員の外筑波大学や近隣の国立研究機関の研究者約130名を加えて討論を展開した。ワークショップは、「DNA流動とその制御」を7月10〜11日(箱根)、「染色体の構策」を2月9〜10日(京都)、分子生物学データベースに関する研究会を2月12日(三島)に開催した。d. サーキュラー、研究報告書の出版を行ない、全班員、関連領域の研究者に配布した。e.合成DNA、酵素等の研究素材を班員に供与して研究の促進をはかった。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)