先天性代謝病動物モデルに於けるキメラ応用の基礎研究
Project/Area Number |
61119003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
舘 鄰 東大, 理学部, 助手 (30011711)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横山 峯介 実験動物中央研究所, 室長 (40090930)
舘 澄江 東京女子医科大学, 第二解剖学教室, 助教授 (60110491)
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Project Period (FY) |
1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | キメラマウス / 同種胚キメラ / 異種胚キメラ / C3H / HoJ / BALB / c / 胚盤胞 / 画像解析 / 被毛パターン / アイソザイム |
Research Abstract |
本研究課題では、適当な遺伝的マーカーと解析手法を用いてキメラマウスの各組織のキメラ状態を定量的に解析し、キメラマウスに於ける細胞分化の様子について基礎的なデータを得ることを目的としている。対象とするのはマウスの同種胚キメラおよび、ラット-マウスの異種胚キメラであるが、後者については、現在胚盤胞期に至るものしか得られて居らず、作出方法を更に検討中である。マウス同種胚キメラの作出は凝集法により、主として研究分担者の横山峯介が行った。ラット-マウスキメラについては得られた胚盤胞の電子顕微鏡による解析および、仮親子宮内への移植を試みた。着床後期に至る異種キメラ胚を得べく、実験を進めている。この部分は、研究分担者の舘澄江が担当した。マウス同種胚キメラについては本年度はC3H/HoJ【←!→】BALB/cを中心に解析を行い、パーソナルコンピューターによる画像解析装置を用いた解析手法の確立に重点を置いた。解析に必要なソフトウェアの開発は研究代表者である舘鄰が行った。現在、VIAS/Cおよび、TACSYS/Eの名称で呼ぶ2種類のプログラムがあり、前者はキメラウス被毛の、また後者はアイソザイムの電気泳動パターンの解析に適したものである。VIAS/Cを用いて被毛標本から得られる定量的データは、1)面積,2)平均色素含量,3)X軸、またはY軸方向の任意の幅のストリップ内における色素の分布,4)全面の色素濃度分布,5)色素濃度の任意の一定値以下または、以上の分布域の検出とその大きさの分布,である。得られたデータをもとに、キメラに於ける2種類の細胞の混合率、分布の左右相称性、分布の均一性に関する情報を得ることが出来る。また、中心軸(頭尾軸)に沿って適当な間隔で濃度分布を調べることにより色素細胞のクローン数を算出することが出来る。アイソザイムについては、Gpiの電気泳動像をTACSYS/Eを用いて解析し、良好な結果の得られることが確認された。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)