Project/Area Number |
61124001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
金岡 祐一 北海道大学, 薬学部, 教授 (50001029)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小夫家 芳明 京都大学, 工学部, 助教授 (80026195)
古賀 憲司 東京大学, 薬学部, 教授 (10012600)
村地 孝 京都大学, 医学部, 教授 (10089104)
崎山 文夫 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (40029947)
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Project Period (FY) |
1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥12,400,000 (Direct Cost: ¥12,400,000)
Fiscal Year 1986: ¥12,400,000 (Direct Cost: ¥12,400,000)
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Keywords | 受容体 / 生体情報伝達 / 多面的研究 / ナトリウムチャンネル / 糖鎖構造 / 分子識別 / レセプターモデル / 受容体の異化代謝 |
Research Abstract |
ホルモン,神経化学伝達物質など多くの生理活性物質はこれらを特異的に結合する受容体を介して作用するが、近年これらが単離される例もふえ、化学物質を媒介とする生体情報伝達の機序がようやく分子レベルで解析されうる状況となった。この状況をふまえ本研究では多くの受容体の中から研究の射程内にあるものを主たる対象とし、これを合成化学,生物化学および医学の各専門分野から化学受容の本質を理解する上での重要な問題を提起し、それぞれの立場からの多面的研究を推進するものした。また同時に班員相互の密接な連携を図り、研究協力を通じ学際的な本課題の成果をあげることを意図した。本年度の研究実績の概要は以下の通りである。 1.電気ウナギナトリウムチャンネルの代表的毒素テトロドトキシン結合部位を固定するため、その化学修節に使用する特異的リガンドを合成した。またその合成リガンドが十分な結合活性を有していることも確めた。(金岡)。チャンネルタンパクの糖結合部位の解明と糖鎖構造の解析を行う上で不可欠なペプチドの微量精製法及び糖ペプチドの特異的分離法に検討・改良を加えた(崎山)。 2.生体情報伝達の最も基本的過程である分子識別の機作解明を目指し、機能性シクロファン類の合成と性質の解析を行った。(古賀)。またチャンネル、レセプター機能をもつモデル物質の開発として、電子の選択的膜透過機能をもつπ-電子系脂質を合成した(小夫家)。 3.受容体機能の制御として重要な、受容体および関連タンパク質の異化代謝を、分解酵素カルパイとその阻害物質カルパスタチの相互作用の観点から、主に生化学的,遺伝子工学的に検討し、構造上の新知見を得た(村地)。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)