Project/Area Number |
61127003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
長 哲郎 東北大, 薬学部, 教授 (10010753)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白井 恒雄 慶応大学, 工学部, 教授 (10051393)
戸谷 誠之 京都大学, 医学部, 講師 (70163988)
伊藤 要 名古屋工大, 工学部, 教授 (50024196)
軽部 征夫 東京工大資源化学研究所, 教授 (50089827)
小畠 陽之助 北海道大学, 薬学部, 教授 (80028092)
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Project Period (FY) |
1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥38,100,000 (Direct Cost: ¥38,100,000)
Fiscal Year 1986: ¥38,100,000 (Direct Cost: ¥38,100,000)
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Keywords | FETバイオセンサ / アンペロメトリー型マイクロバイオセンサ / オプチカルバイオセンサ / 皮下型グルコースセンサ / 糖尿病診断システム / 高脂血症診断システム / 苦味センサ / 生物利用センサシステム |
Research Abstract |
1.半導体利用。FET基板の小型尿素センサを用い血中尿素を正確に定量した。またFETゲート面への脂肪酸LB膜を介して酵素を固定し基質応答性を検討した(長)。p型シリコン(500μm×6mm)に金線2本を蒸着し、そこにグルコースオキシダーゼを化学修飾し、アンペロメトリー型マイクロバイオセンサを開発した(グルコース0.5-50μΜに定量的応答)(軽部)。2.高性能化。グルコースから生成する【H_2】【O_2】を発光試薬を介してペリレンの発光に変換し、小型電子倍増管またはシリコンフォトダイオートの検出システムを用い、最適条件を検討した(10pMレベルのグルコース定量)(白井)。酵素反応開始の時間的ずれを利用した複合酵素系による多基質同時測定センサの開発として、ヌクレオシドホスホリラーゼとキサンチンオキシダーゼを用い、イノシンとヒポキサンチンの同時定量を実施した(渡辺)。3.診断用システム化。小型皮下型グルコースセンサ(6×30mm)の劣化原因を詳細に検討し、別種の膜(Nucleopore)の装着により著しく改良できた(伊藤)。【K^+】モニター用微小連続測定センサを用いたヒツジの測定、重症糖尿病監視のための-ヒドロキシ酪酸測定用リアクターを有する高感度連続測定装置を試作した(戸谷)。高脂血症の自動診断システム開発として、リアクターを用いコレステロールを発色定量し、さらに高脂血症の分類を可能にした(牧野)。4.新測定方式。苦味物質に対する脂質二分子膜の膜電位応答を基礎的に研究し、さらに新しいニオイ受容機構を提案した(栗原)。ニトロベンゼンなどと水との界面を利用したアンモニアセンサ、さらにアンモニア透過膜上にウレアーゼを固定した油水界面型尿素センサを研究した(角谷)。5.生物利用のセンサシステム。粘菌の刺激に対するビデオ画像を解析し、誘引および逃避運動を非線形振動方程式で与え、微生物の判断と伝達を理論的に孝察した(小畠)。
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Report
(1 results)
Research Products
(27 results)