Project/Area Number |
61128003
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
大沢 省三 名大, 理学部, 教授 (10034620)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒岩 厚 東京都神経科学総合研究所, 神経医化学, 主事研究員 (20134611)
津田 正明 岡山大学, 薬学部, 助教授 (80132736)
石崎 宏矩 名古屋大学, 理学部, 教授 (60025343)
高田 健三 名古屋大学, アイソトープ総合センター, 教授 (50022562)
志村 令郎 京都大学, 理学部, 教授 (60025426)
|
Project Period (FY) |
1986
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
|
Budget Amount *help |
¥14,500,000 (Direct Cost: ¥14,500,000)
Fiscal Year 1986: ¥14,500,000 (Direct Cost: ¥14,500,000)
|
Keywords | オルガナイザー / クリスタリン遺伝子 / カイコPTTH / スプライシング / 神径系分化 / ホメオボックス / 粘菌の分化 / 低分子RNA |
Research Abstract |
イモリ予定外胚葉域は、オルガナイザーのかわりにConAが代用となるが、このレセプターの解析が急速に進展し、多価マンノーズ結合の糖タンパクと固定された。タンパク部分の単離にも成功した。またConAによる神経化の際の特異的遺伝発見もタンパク、mRNAレベルで研究が進展した(高田・大沢・志村)δ-クリスタン遺伝子のin vitro発現系を開発、cap構造を認識してスプライシング反応の初期に関与するタンパク因子の固定に成功した。(志村)。カイコのPTTH遺伝子については現在オリゴタフレオチドをプローグとし、強いシグナルをもつDNA断片の単離を行いつゝある、また、PTTHに対する部域特異性モノクロン抗体を二種調製した(石崎)。粘菌の分化を同調的、段階的に進行させる系を確立、各段階で発現する遺伝子転写制御機構におけるcAMPの役割を明らかにしつゝある(岡本)。神径系の分忙については、レトロライルスベクターによるマウスブラストーマへの遺伝子導入に成功し、計画を進める基礎が確立した。また脳内の遺伝子発現を調べるためにmRNAレベルでの種々の解析法を検討中である(津田)。ニワトリのゲノムライブラリーおよび4日胚より7種ホメオボックスをもつクローンを得、全塩基配列を決定、また、4〜11日胚のmRNAとクローン化されたホメオ遺伝子のノーザンブロットにより遺伝子発現の時間的経過を明らかにした。(黒岩)。分化に関与すると思われる低分子RNAを分離固定する系を開発、一部のRNAが組織特異的であることをたしかめた。(池村)
|