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ジシラン資源の芳香族化による高度利用のための機能開発

Research Project

Project/Area Number 61211005
Research Category

Grant-in-Aid for Special Project Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

永井 洋一郎  群大, 工学部, 教授 (50008413)

Project Period (FY) 1986
Project Status Completed (Fiscal Year 1986)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywordsポリシラン / 合成 / 縮重合
Research Abstract

昭和60年度において、1,1,2-トリクロロトリメチルジシラン【1!_】の位置選択的フェニル化を試み、2位フェニル化を99%および1位フェニル化を85%の選択率で達成し、この反応で得られた2種のジクロロジシラン即ち1,1-ジクロロ-2-フェニルトリメチルジシラン【2!_】および1,2-ジクロロ-1-フェニルトリメチルジシラン【3!_】のアルカリ金属による縮重合につき予備的実験を行った。本年度は前年度に引き続き1位フェニル化の選択率改善、モノマー【2!_】および【3!_】の縮重合条件等の検討および得られたポリマーのキャラクタリゼーション等を行った。
【3!_】は先に得られた【2!_】と【3!_】の20/80混合物を触媒量のA1【Cl_3】と処理することにより99%の純度で得ることができた。
【_!2】をトルエン中Naと50℃で反応させ、エタノール不溶白色紛末としてポリマー〔(PhMeSi)SiMe〕n,A,を11%の収率で、【_!3】の同様な処理でポリマー(PhMeSiSi【Me_2】)n,B,(白色紛末),を31%の収率で得た。AおよびBの数平均分子量はそれぞれ2.8×【10^3】,3.1×【10^3】であり、前年度より分子量を1桁増大することができた。ポリマーAはシリル基をペンダントグループとする全く新型のポリシランである。一方、ポリマーBは先にWestらが述べたポリシラスチレンと同一の式で表されるが、その後の研究でWestらのポリマーは(PhMeSi)×(【Me_2】Si)yで表されるランダムブロックコポリマーであることがわかっているので、ポリマーBもまた新しいポリシラスチレン(構造規制型)である。
ポリマーAおよびBは熱分析の結果300℃までは安定で、500℃付近でシリコンカーバイドに変化することがわかった。

Report

(1 results)
  • 1986 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-03-31   Modified: 2016-04-21  

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