Budget Amount *help |
¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 1987: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1986: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
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Research Abstract |
本研究は, ディジタル信号処理に関する幅広い分野の研究者・技術者が協力して, 各種技術・手法の相互の関連を明らかにするとともに, それらの有機的強合を図ることによって, ディジタル信号処理研究の飛躍的発展に資することを目的とし, 本年度は昨年度に引き続き以下の実績をあげた. 1.ディジタル信号処理研究専門委員会(全体会議)及び, ディジタル信号処理研究会を開催し, ディジタル信号処理に関する各分野の研究者・技術者間で共同討議・意見交換を行って分野間の有機的統合を推進した. 2.ディジタル信号処理ワークショップを開催し, ディジタル信号処理研究の現状を把握した上で, 将来の研究の進め方について討議し, 裏面の研究発表[図書]の欄に示したような資料を作成した. 3.上記会合は電子情報通信学会に時限の委員会として設立された「ディジタル信号処理研究専門委員会」により主催されたが, 以上の成果が認められ本年4月から常置の委員会として発足することが決定している. 4.ディジタル信号処理関連の各分野毎に, 研究機関・研究者, それらの研究業績, 及び現在の主要研究プロジェクトに関する学術データをまとめ, ディジタル信号処理研究共通のデータベースとし, 研究環境整備に役立てた. 5.ディジタル信号処理に関する研究発表の場としてディジタル信号処理シンポジウムを開催し, 裏面の研究発表[図書]の欄に示したような講演論文集を出版した. 参加者総数130余名, 論文数60件をかぞえる盛会となり, ディジタル信号処理関連の研究者・技術者の共同討議・意見交換の場として有意義なシンポジウムとなった. 6.上記1, 2, 5に関連して作成した資料を関係各方面に配布した. 以上のようにディジタル信号処理関連の各分野の有機的統合・発展という本研究の当初の目標を達成し得た.
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