地域科学における諸デシプリンの「融合」・「総合」化推進にかかる研究:II
Project/Area Number |
61305005
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
経済事情及び政策学
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
河野 博忠 筑大, 社会工学系, 教授 (40017984)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
折下 功 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (90062744)
中村 英夫 東京大学, 工学部, 教授 (10013111)
田中 一盛 埼玉大学, 経済学部, 教授 (10008758)
福地 崇生 筑波大学, 社会工学系, 教授 (60091922)
樋口 透 小樽商科大学, 商学部, 教授 (70017408)
|
Project Period (FY) |
1986
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
|
Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1986: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
|
Keywords | 地域科学 / 学際性 / 効率評価関数 / 社会厚生関数 / 規模,集積の利益 / 行動科学 / 離陸 / 地域産業連関分析 |
Research Abstract |
本研究では以下のような研究大綱に基づいて研究がなされた。 A)これまでの成果の整理課題 1)システム・ダイナミックスとエコノメトリックスの対話 2)いわゆる「システム」理論と「経済」理論の概念統一・手法の交流 3)地域科学的手法と都市計画的手法の統合化 4)経済学的手法と経済・計量地理学的手法の対話 5)社会学・行動科学的手法と経済学的手法の対話 6)厚生経済学的目的関数と経営工学的目的関数の比較評量 7)地域科学におけるノーマティヴな接近法vs.ポジティヴな接近法 〜ノーマティヴな接近法はどこまで可能か〜 8)地域政策における定量分析の役割vs.定性的分析の役割 〜定性的分析はどこまで有効か〜 B)重点領域研究への発展課題 9)「小地域」の発展への社会的に有意味な処方箋の模索 〜市町村の経営,都市の経営,地域の発展策〜 10)「巨大都市」再発展のための社会的に有意味な処方箋の模策 〜交通工学的,計量経済学的,最適計画論的,および その他のアプローチ等の交代的技法の比較評価〜 以上の課題のうち、Aについては数回にわたる打ち合わせ会議の議事録を整理,取り纒めた。これによって研究課題の融合,総合化への出発点が構築されたことになる。就中、システムダイナミックスとエコノメトリックスの対話は非常に有意義な成果をもたらした。また、システム理論の解明も深められた。次に、Bの課題については、業績リストにあるように、小地域の発展策と大都市の再発展策に成果をうる。
|
Report
(1 results)
Research Products
(7 results)