水素結合型誘電体のダイナミックスに関する新視点を確立する総合的研究
Project/Area Number |
61306011
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
固体物性
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Research Institution | Okayama University of Science |
Principal Investigator |
松原 武生 岡山理大, 理学部, 教授 (60025202)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八木 駿郎 九州大学, 理学部, 助教授 (30002132)
富永 靖徳 お茶の水女子大学, 理学部, 助教授 (00013540)
徳永 正晴 北海道大学, 応用電気研究所, 助教授 (60001682)
寺内 暉 関西学院大学, 理学部, 教授 (00079667)
達崎 達 北海道大学, 応用電気研究所, 所長 (50001673)
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Project Period (FY) |
1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 1986: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
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Keywords | プロトン・ダイナミクス / 同位体効果 / トンネル運動 |
Research Abstract |
課題の目的を達成するために、次の4回の研究集会が持たれ、代表者、分担者それに随時招待参加者をまじえて熱心な討論が続けられた。 第1回研究集会 代表者分担者だけで早急に問題点を整理し、以後の協同調査企画を立案した。 第2回研究集会 ローカル・クラスター西部集会を広島地区で開催、主として構造解析上の問題について詳細な検討が加えられた。 第3回研究集会 ローカル・クラスター東部集会を仙台地区で開催、主として同位体効果の原因に関連した討論がなされた。 第4回研究集会 総括研究集会を三重県賢島で開催、前2回のローカル・クラスター研究集会のまとめと全体的な討議がなされた 以上の研究集会を通して、新視点を確立するための三つの柱として、分光グループによるプロトンダイナミクスの追求、構造解析グループによる水素結合の幾何学的情報の集収、理論グループによる同位体効果とトンネル運動の関係の研究が挙げられた。それぞれのグループで今までの成果の整理と批判的な検討がされ、今後なすべき問題点が集約された。特に緊急を要する研究事項として高圧下での情況変化を精密に調査する方法をわが国で確立することが指摘され、今後3年計画で協同研究するための企画が練られた。
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Report
(1 results)
Research Products
(18 results)