Project/Area Number |
61306012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
固体物性
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
中村 陽二 京大, 工学部, 教授 (50025780)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
志賀 正幸 京都大学, 工学部, 助教授 (30026025)
岡本 哲彦 広島大学, 総合科学部, 教授 (90034537)
金森 順次郎 大阪大学, 理学部, 教授 (10028079)
安達 健五 名古屋大学, 理学部, 教授 (40022991)
守谷 亨 東京大学, 物性研究所, 教授 (00013467)
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Project Period (FY) |
1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 金属間化合物 / 磁性 / スピンの揺ぎ / 遷移金属 / 希土類金属 |
Research Abstract |
本研究費補助金により行なった、主要な事業は「金属間化合物の基礎磁性」研究会の開催である。この研究会は昭和61年12月4日〜6日の3日間、那須高原白雲荘で開催した。出席者は研究代表者をはじめ分担者23名、その他6名の合計30名で、全員宿舎に宿泊し夜間も含めて活発な研究発表、討論を行なった。 研究会のプログラム及び内容は、研究成果報告書に記すが、中心的議題は(1).NiAs型金属間化合物におけるスピンの揺ぎと磁気構造、(2),ラーベス相金属間化合物におけるスピンの揺ぎと電子構造、(3),価数揺動型金属間化合物の磁性と電子構造、(4),【R_2】【Fe_(14)】B型金属間化合物の強磁性下の磁性、等である。これらはそれぞれの分野の我が国における第1人者により、最新の研究成果が発表された。また、出席者の構成は実験系20名、理論系10名よりなり、実験と理論が整合よくとれており大きな成果が得られた。 なお、この研究会の目的の一つは、昭和62年4月20日〜22日に京都で開催される「金属間化合物の磁性国際シンポジウム」の準備にあり、この目的にも我が国におけるこの分野の研究動向がよくわかり成功であった。また、会期中に国際シンポジウの組織委員会が開かれ、その内容や実施方法などについて討論した。 「金属間化合物の基礎磁性」研究会の成果報告書は、「物性研究」誌の別刷として刊行された。また、この研究会で発表された研究の多くは、上記の「金属間化合物の磁性国際シンポジウム」(International Symposium on Magnetismof Intermetakkic Compounds,-ISMIC)で発表され、その報告書がJarnal ofMagnetism and Magnetic Materials誌に掲載される予定である。その内主なものを研究発表〔雑誌論文〕の欄にあげておく。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)