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モデルによる気象・気候研究の将来計画

Research Project

Project/Area Number 61306017
Research Category

Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 気象・海洋・陸水学
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

松野 太郎  東大, 理学部, 教授 (40037172)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 増田 耕一  東大, 理, 助手 (30181647)
林 祥介  東大, 理, 助手 (20180979)
住 明正  東大, 理, 助教授 (10179294)
Project Period (FY) 1986
Project Status Completed (Fiscal Year 1986)
Budget Amount *help
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords数値モデル / 気候モデル / 大気大循環モデル / WCRP
Research Abstract

気候変動国際協同研究計画(WCRP)の日本における実施案がまとまり昭和62年度から開始されることになった。この研究計画においては、気象・気候の数値モデルによるコンピューター実験が中心的役割をはたす。気象・気候の数値モデルには莫大な計算を要し、このため、コンピューターの能力が劣っていた日本においては、この方面の研究は大幅に立遅れていた。最近に至ってコンピューター事情の好転に伴って、数値モデルによる研究がようやく日本でも可能となり、世界のレベルに追いつきつゝある。このような状況下において、既に蓄積のある世界の研究者から最近の成果や問題についての情報を得ることは、日本での研究を加速するのに必要かつ有効である。
折よく、昭和61年8月初旬に東京で短期・中期の数値天気予報に関する国際シンポジウムが開催され、数値モデルによる研究を行っている研究者多数が日本を訪れた。そこでこの機会を利用し、特に12名の第一線研究者を選んで早めに来日してもらい、日本の研究者とともに研究会を開いた。その概要は次の通りである。期日:昭和61年7月30日-8月2日。場所:京都市・京大会館。参加者:国外12名(米,英,スイス,中国,韓国)、国内約40名。発表論文数:50。
研究会では、東京でのシンポジウムでは聞けないような、数値モデルについての詳細なノウハウや、現在進行中の研究についての中間結果などを話してもらい、一方、日本側研究者もそれぞれの研究成果や経過を発表して討論を行い、今後の研究推進に有用な情報を得ることができた。したがって、この研究会を開いたことによって、日本のWCRPにおける数値モデル研究グループの研究実施計画は一段と向上し、世界のトップレベルに近づいたものと思われる。

Report

(1 results)
  • 1986 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] T.Matsuno(editor): 自主作成. 45- (1986)

    • Related Report
      1986 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-03-31   Modified: 2016-04-21  

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