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宇宙における生物学・農学の展開

Research Project

Project/Area Number 61308004
Research Category

Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 作物
Research InstitutionInstitute of Space and Astronautical Science

Principal Investigator

野村 民也  宇宙研, その他, 教授 (20013609)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山下 雅道  宇宙科学研究所, 助教授 (60107480)
高橋 景一  東京大学, 理学部, 教授 (40011481)
山田 晃弘  東京大学, 教養学部, 教授 (50012266)
佐藤 温重  東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (40045985)
谷田沢 道彦  愛知学院大学, 教授 (00023391)
Project Period (FY) 1986
Project Status Completed (Fiscal Year 1986)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords宇宙生物学 / 宇宙農学 / 重力生物学 / 放射線生物学 / 宇宙生命維持系
Research Abstract

宇宙輸送技術の進歩は有人宇宙基地やプラットフォームの建設を可能とし、探査の対象である宇宙から利用の対象としての宇宙へと、宇宙と人間のかかわりに一つの飛躍をもたらしている。本研究では新宇宙時代における生物学農学の研究展開を示した。物質-宇宙-生命史の解明は諸学の目的とするところである。宇宙に生れた生命はその内部に宇宙を具現している。地球上の生命の発生と進化を明らかにし、生命現象とそれを取巻く環境の相互作用をさぐるうえで、宇宙を視程に収めた学の展開や宇宙実験室での生命科学研究の進展は重要である。そして工学は人間がその持てる知識により人間の世界を作り上げていく営為である。確固たる潮流として形成されてきている宇宙への人間社会の拡大のなかで、宇宙における人間の生活環境の合成という目的を達成しようとする宇宙農学は宇宙社会建設の基盤となるものである。宇宙生物学、宇宙農学における学的興味の所在は、分子から細胞器官、細胞、器官、個体、生態系、社会にいたる生命の構造の階層性や、生化学過程、生理現象、生活環、種の進化、生命史といった生命のダイナミズムの多層性によって多岐にわたる。また農学が総合的な学であるのにまして宇宙農学は多くの分野を内包し統合することが求められている。宇宙実験の機会はいまだ限定されたものではあるが、体系的な取組みが要求される。個々の実験提案や学的な興味を組織化し体系的な学の興味としてまとめ、長期的な研究戦略を指し示すことが求められる。本研究はこれについて一つの枠組を提示した。さらに宇宙生物学、宇宙農学の展開において形成すべき研究組織とその活動当面する実験計画や国際的協力体制の樹立についてこれらの重要性を明らかにした。

Report

(1 results)
  • 1986 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-03-31   Modified: 2016-04-21  

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