Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 1987: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Research Abstract |
1 丘陵全域および周辺地域の25000分の1に地質図・説明書を作成した. その特徴は以下のとうりである. (1) ほぼ全域,全層準にわたって, 350mをこえる数100枚のラフラを用いて,岩相区分地質図でなく,時代区分地質図を作成した. しかし南東部と南西部の海成層の対比・区分には不安が残る. (2) 中後期更新琉・完新統を7層に大区分し,さらに記号を用いて17層に細分した. (3) 各層については,記号を用いて,風成ラフラ相,泥相,砂相,礫相に区分し,堆積環境を表示し,古地理を読みとれるように工夫した. (4) 新しい時代の地層については, 武蔵野変動の影響で段丘化している地点が多いこうした地殻変動の状況を読みとれるように,記号を用いて地形面(段丘面)の表示も行なった. 2 地質図を作成した結果, いくつかの興味ある成果や疑問点がうかびあがってきた. 以下に,2・3紹介する. (1) 約90〜50万年前の海浸堆積物(二宮層群ー大磯;足柄層群上部ー足柄)中のラフラのある程度の対比ができた, その結果,二宮層群中のラフラの給源火山が足柄地域の畑沢火山・古箱根火山と推定された. もしこのとうりなら, テフラのアイソパックの異常を修正するため,これらの火山をのせる伊豆地塊を20〜10Kmほど南東にひきもどす必要がありそうである. (2) 丘陵東部の生沢構造谷については,いわゆるフィリッピン海プレートのeduct問題を扱ううえで大変重要な構造谷である. ここでは,南北圧縮の応力場のもとで北側の地塊がせりあがり,不整合面がひきちぎられ一部逆転している. 南側の地塊は"衝突"しつつ,もぐり込んでいるらしい. さらに調査が可能である.
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