Project/Area Number |
61470046
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
無機・錯塩・放射化学
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
神田 精一 徳島大学, 工学部, 教授 (00035586)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金崎 英二 徳島大学, 工学部, 助手 (50116802)
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Project Period (FY) |
1986 – 1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 配位高分子 / 修飾電極 / 水素収着 / 水素還元反応 / 還元触媒 / 中圧水素 / ハイドライド / 銅錯体 / アンミン錯塩 / 水素化 / ヒドリド錯体 / 水素吸収 / 水素吸蔵 / コロイド |
Research Abstract |
本年度は昭和61年以来3年にわたる研究計画の最終年度にあるため下記のように内容を整理し、各々の小分野で研究を進め、しめくくるべく努めた。すなわち、配位高分子の代表として重にN,Nビス(ヒドロキシエチル)ジチオオキサミド銅とN,N′ジメチルジチオオキサミド銅を選び以下では各々(HOC_2H_4)_2dtoacuと(CH_3)_2dtoacuと畧記する。これらは高分子化合物であるため溶液になることはなく、コロイド液として分散する。これらコロイド粒子が、通常の銅塩(単塩)溶液が示す還元触媒機能(六価のクロムに対する水素気体の還元作用に対して表れる)を示すか否か(第I課題)、これらが固体粉末として存在する時、水素分子を吸着または吸収するか否か(第II課題)。またこれらを電気化学的手段で探求するため電極修飾膜として調製出来ないか(第III課題)、最後にこれらが配位高分子化合物の特性であるか否か、特に第II課題での問題が単塩または低分子量の錯塩において起きるか否か(第IV課題)。これらが解決をせまられている問題であり、61、62年度にすでに着手した問題である。第III課題は成果が一応出たので発表の段階にあり、学会(国内国外)発表の予定であり、時間的余裕をみて論文化する。第IV課題は完全に研究代表者が一人で実験して居るのと、反応速度が小さくて一回の実験に3ケ月程度の期間を要するため最終的結果を得るのはまだ少くも1年後のことになるであろうと思われる。然し中間報告は錯塩化学討論会等で口頭発表している如く、新奇生化合物の存在が示唆されているので、理論的にも応用的にも有意義な成果が得られると確信している。第I、第IIの課題については応用化学科第四年次の学生のいわゆる卒業研究のテーマとしたが彼等の能力と意慾をもってしては、本年度は殆んど研究を前進させることが出来なかった。年度末寸前に漸くデータが出はじめた程度である。光パワーマルチメーター、高圧反応容器等は所期の性能を発揮して有用である。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)