Project/Area Number |
61480044
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
園芸・造園学
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Research Institution | Kyoto Prefectural University |
Principal Investigator |
石田 雅士 京都府立大学, 農学部, 助教授 (50046463)
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Project Period (FY) |
1986 – 1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1988: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1987: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | モモのわい性台木 / プルヌスの茎頂培養 / わい性台木 / 果樹の組織培養 / アメリカーナの増殖 / ベツセイの増殖発根 / ベッセイの増殖発根 / プルヌス / わい化栽培 / 茎頂培養 / モモ / 台木 / 繁殖 / わい性台 |
Research Abstract |
モモわい性台木として選抜した親和性良好なP.bessyi及びP.americaの茎頂増殖について、特に発根補助剤フロログリシンの添加効果について、検討を行った。 発根培地(WPM)はすべてPH5.4に調整し、3%のショ糖を添加した。まず最適な培地濃度を調べるために、継代培養で育成した外植体を用いてIBA(インドール酪酸)20ppm浸漬処理したシュートをWPM1/4、1/3、1/2及び1倍にそれぞれ植え付けた。その結果、1/2区で発根、生育ともに最も良好であった。次にWPM1/2を使って、IBAの濃度を0,10,20,30,40および50ppm浸漬処理区を設けた結果、40ppm区が最適であった。そこで培地無機成分WPM1/2、植物ホルモンIBA40ppmを一定として、発根促進補助剤PG(フロログリシン)の濃度を0,50,150,250及び350ppm添加区を設定したところ50ppm区が最も優れていた。特に根の生長に関しては150ppm以上の区で生長阻害が確認された。発根した個体については現在馴化中であるが、植え替え時のバーミキュライト含水量による生育の相違は認められなかった。また、移植幼苗植物をインキュベーターと温室に分けて馴化した場合、前者では馴化1週間目に雑菌の発生による枯死個体が目立ったが、後者ではサランラップで鉢前面を被覆しているかぎり発生しなかった。引き続き馴化条件を検討している。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)