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ミオシン分子の頭と胴とをつなぐペプチドの一次構造の決定

Research Project

Project/Area Number 61540531
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 動物発生・生理学
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

山本 啓一  順天堂大, 医学部, 講師 (70053361)

Project Period (FY) 1986
Project Status Completed (Fiscal Year 1986)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywordsミオシン / ヒンジペプチド / 一次構造
Research Abstract

ミオシンはウサギ背筋より調製した。ミオシンをMg存在下でパパイン処理すると頭と胴とをつなぐペプチドを持った少し長い頭部が得られる。一方、ミオシンをEDTA存在下でキモトリプシンによって処理すると短い頭部が得られる。この短い頭部は頭と胴とをつなぐペプチドを持たないのでそのペプチドを含む重鎖断片を同定する際のコントロールとして用いる。まずそれらの頭部をトリプシンで限定分解する。トリプシンは2ケ所を切断して長い頭部からは50K,27K,26Kの断片を生ずる。短い頭からは50K,27K,20Kができるので長い頭部の26Kが目指すペプチドを含んでいることが分る。26Kと20K断片は5Mグアニジン塩酸溶液で平衡化したセファデックスG100カラムによって50K断片から分離し、次に8M尿素存在下でQAEセファデックスにかけることにより27K断片から分離した。精製された26Kと20K断片を臭化シアンで分解し生じた小ペプチドを逆相クロマトグラフィーによって分離すると26Kにはあるが20Kにはないピークが出る。これらが目指すペプチドの断片であるので、精製してアミノ酸配列を決定した。他方26Kと20Kをトリプシンで分解したものについても同様な分析を行ないアミノ酸配列を決定したところ、頭と胴とをつなぐペプチドの一次構造は次のようであることが分った。
E T/S IFCIQYNIRAFMNVKHW(Q)WMKLF(F)KIKPLL( )内のものはまだ完全に確定していないことを示している。

Report

(1 results)
  • 1986 Annual Research Report
  • Research Products

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  • [Publications] 山本啓一: "筋肉" 化学同人, 124 (1986)

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      1986 Annual Research Report

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Published: 1987-03-31   Modified: 2016-04-21  

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