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¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1986: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Research Abstract |
単一の光ファイバを用い、狭空間を画像伝送する目的に対し、フォトリフラクティブ結晶による位相共役波発生の原理を応用し、理論的考察と共に、実験を行なった。また、この方法の光計測への応用を検討すると共に、2光波結合による画像の増幅1結合についても検討を行ない、実際に実験データを蓄積した。以下、具体的成果を列挙する。 1)BSO結晶のフオトリフラクティビティに関する基礎実験データの収集:本助成金により購入した光学定盤上に、2光波結合及び4光波混合の実験系を構成し、【Bi_(12)】Si【O_(20)】結晶の回析効率,応答速度,反射効率,増幅率等の入力レーザパワー,干渉縞間隔,入力光強度比等の依存性を測定し、その特性を調べた(応物学会87春発表)。他の結晶については入手できなかったので、今回は測定できなかった。 2)光ファイバーによる画像伝送実験:大口径ステップインデックス光ファイバーにより、テストパターンのラウンドトリップ画像伝送を行ない、成功した。この応用として、角度センサや面精度センサとして用いたときの測定精度を求めた(「光学」投稿準備中)。 3)ワンウェイ伝送の基礎実験:シリンドリカルレンズを光ファイバの代りに、収差を与えるメディアとして用い、画像の位相共役波によるワンウェイ伝送の実験を試み、その限界を確認した。 4)画像の増幅及び結合:動的光波結合理論(Kogelnik,Huignard et al)に基づき、BSO結晶による画像の増幅と、2画像の結合を試み、成功した(応物87年春発表)。
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