Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1987: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1986: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Research Abstract |
超音速流の剥離ー再付着の代表的な例として, AOTV(Aeroassisted Orbital Transfer Vehicle)を取り上げ, それに起因する熱伝達量の増加を表面温度分布の立場から測定した. 非接触面同時測定を行なうため赤外線カメラを用いた. 熱電対による測定との比較により, その定量的測定における有効性を確認した. 測定は極超音速風洞を用い, マッハ数8で迎角をパラメータにとり行なわれたが, その表面温度分布に著しい特徴があることが見出された. 特に, 物体風上側(背面)における温度分布は, 迎角が正のとき局所的にかなりの高温領域が出現し, そのパターンは, 流れの剥離ー再付着線と強い相関関係が存在することがわかった. 今後は, この相関関係を定量的に検討するため, 流れ場構造の詳細な測定を行なう必要がある.
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