甲状腺細胞によるプロテオグライカン合成,特に甲状腺刺激諸活性同定への応用
Project/Area Number |
61570568
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内分泌・代謝学
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Research Institution | Okinaka Memorial Institute for Medical Research |
Principal Investigator |
紫芝 良昌 冲中成人病研, その他, 研究員 (00072596)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
門脇 紀子 冲中記念成人病研究所, 研究技術員
清水 多恵子 冲中記念成人病研究所, 主任研究員 (00111097)
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Project Period (FY) |
1986
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1986)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 甲状腺培養細胞 / TSH / proteoglycan / コンドロイチン硫酸 / ヘパラン硫酸 |
Research Abstract |
〔目的〕今年度は甲状腺細胞の合成するproteoglycanをcharacterizeすることを主要な目標とした。〔方法〕ラット甲状腺培養細胞(FRTL)を5%牛胎児血清を含るHAM'S F10培養液とTSH、インスリンなど6種類のホルモン(6H)を加えた培養液で培養した。実験日にTSH濃度を0,1.0,10mU/mlとしHA'MS F12培養液にかえ、72時間培養し、最後の24時間に【^(35)SO-4】、及び【^3H】-glucosamineを加えて培養した。終了後、mediumを分離し、4MGdHCl bufferを加えてproteoglycanを抽出して、cell layerはよく洗浄した後4MGdHCl、2%Tritonx-100を含む液で抽出した。Sephadex G50カラムで利用されなかった放射活性を除去しDEAE-Sephace1カラムにproteoglycanを吸着させ、0.15M〜1.5M NaCl gradientで溶出して純化精製し、そのsizeをSepharose CL6Bカラムで調べた。Chondroitin AC、ABC Lyase、亜硝酸処理、【OH^-】/【BH_4】処理の前後でカラムクロマトグラフィーを行い、これらの処理の影響から組成を調べた。またTLC、HPLCによりdisaccharideの量と【^3H】/【^(35)S】比を調べた。また、細胞中のproteoglycanを【^(35)SO-4】によりpulse labelし、0,3,8,24時間chaseしてその代謝を調べた。〔成績〕甲状腺培養細胞は2種類のproteoglycanを合成している。proteochondroitin sulfateは主として細胞外に分泌され分子量3万のglycosaminoglycan chainを平均2個、core proteinにつけた構造でdisaccharideの組成はΔDi4Sが75%、6Sが25%である。proteoheparan sulfateは同じく分子量3万のglycosaminoglycan chainを平均3本core proteinにつけた構造である。双方のproteoglycan共にTSHや【(Bu)_2】cAMPにより用量反応性にその合成が増加するが質的変化は伴わない。TSHにより合成のみでなくproteoglycan sulfateのdegradationも増加する。〔結論〕甲状腺細胞でproteoglycanが活発に合成され代謝されていることがはじめて示された。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)