無輸血肝切除をめざした肝流入血行遮断による肝切除術の基礎的検討
Project/Area Number |
61570634
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Digestive surgery
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大盛 芳路 (1988) 東京大学, 医学部, 助手 (60185395)
石丸 正寛 (1987) 東京大学, 医学部, 助手
後藤 振一郎 (1986) 東大, 医学部, 助手 (40186888)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺田 春彦 東京大学, 医学部, 医員
長島 郁雄 東京大学, 医学部, 医員
井上 純雄 東京大学, 医学部, 医員 (80147090)
河野 信博 東京大学, 医学部, 講師 (40010160)
吉見 富洋 東京大学, 医学部・第1外科, 医員
袖山 元秀 東京大学, 医学部・第1外科, 医員
石丸 正寛 東京大学, 医学部・第1外科, 医員
長尾 桓 東京大学, 医学部・第1外科, 助手 (90143487)
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Project Period (FY) |
1986 – 1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1988: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 1987: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 肝虚血 / 肝細胞保護 / ニフェジピン / 常温下肝阻血 / カルシウム拮抗剤 |
Research Abstract |
昭和61年度に実施した, 雑種成犬使用による, 肝門部肝流入血行遮断時の生理学的, 生化学的または病理学的検討を行ない, 肝流入血行遮断の時間的許容限界が, 肝保護療法を行なわない場合約一時間である事を確認した. またカルシウム拮抗剤ニフェジピンの使用により, 上記時間的許容限界が延期できる事が確認された. 生理学的データの検討より, ニフェジピン使用により肝流入血行遮断後の, 循環動態がより安定する事が確認され, 肝組織中の, エネルギー充足率の検討により, 肝流入血行遮断時に, 著しく低下した, 肝組織内エネルギー充足率の快騰がニフェジピン使用により, 改善される事が確認された. これらの結果を, 総合的に検討し, ニフェジピンを肝流入血行遮断時に使用することが, 有効であると結論づけられた. この結果は, Japanese Journal of Surgery18巻1号に, 発表した.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)