Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1986: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Research Abstract |
1.カリキュラムの研究 数年前に、今回の分担者である柳原が科研費(一般C)を受け、神戸大学(当時)井関清志教授等と協力して、主として国立22大学(弘前,山形,茨城,埼玉,千葉,お茶の水女,新潟,金沢,富山,信州,静岡,奈良女,神戸,岡山,島根,山口,愛媛,高知,佐賀,熊本,鹿児島,琉球)理学部数学科について、カリキュラムに関するアンケート調査を行いその成果を印刷して各方面に配布して好評であった。今回はそれにひき続き、私立大学理(理工)学部の数学関係学科におけるカリキュラムについて、上智大学森本教授,津田塾大学笠原教授,立命館大学山田教授(いずれも数研連将来計画小委の委員)と協力して調査研究を行った。成果はまた印刷して各方面に配布するが、多くの示唆に富むものと思われる。 2.計算機教育、応用数学教育について。 京都大学一松教授,東京大学上野教授と協力して、計算機や応用数学の教育について、数年前に調査研究を行ったが、それについて識者から意見やコメントを戴いた。それらはいずれも興味深く参考になることが多いと思われるので、印刷して各方面に配布する予定である。それによって一層論議が深められて、この方面の教育が進展していくことを期待したい。 3.大学・大学院の状況の調査について。 学部学生,大学院修了生の進路やその勉学条件など、また雑誌・図書などの状況について調べた。これらはまだ十分にまとめられる段階になっていないがさらに研究を進めて行きたい。
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