Project/Area Number |
61850009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
物理計測・光学
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Research Institution | Hosei University (1988) The University of Tokyo (1986-1987) |
Principal Investigator |
長谷川 賢一 法政大学, 工学部, 教授 (40010798)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
持木 幸一 東京大学, 工学部, 助手 (80107549)
竹内 智 埼玉大学, 工学部, 教授 (50010963)
吉岡 靖夫 武蔵工業大学, 経営工学科, 助教授 (40061501)
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Project Period (FY) |
1986 – 1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥5,400,000 (Direct Cost: ¥5,400,000)
Fiscal Year 1988: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1986: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 2次元検出器 / X線検出 / シリコン検出器 / EXAFS / 画像測定 / 放射線検出器 / 位置検出器 / アモルファスシリコンセンサ |
Research Abstract |
1)光ファイバ変換方式2次元検出器とその応用 低コストのプラスチック光ファイバを用いて蛍光体プレート上の2次元画像を一次元に変換し、aーSiリニヤイメージセンサで電気信号として測定する方式の基礎実験として、32×32画素のシステムを製作した。250μmφの光ファイバーとGd_2O_2S蛍光プレートを用いて、8KeVのX線で測定したところ、500μm×400μm(FWHM)の位置分解能が得られた。検出器面積は8.0mm×6.9mmで、リニヤセンサはフジゼロックスの2048素子、125μmピッチのFIEー8Bである。 応用実験として高エネルギー物理学研究所の放射光実験施設でEXAFSの測定を行い、現在用いられている電離箱測定系でのデータと比較し、ほゞ同結果が得られている。この結果、2次元検出器がEXAFSのような強光度の検出でのサンプルのローカルエリア分布の測定が可能であることが示めされた。なお、この成果は第3回放射光測定器国際会議(SRIー88、つくば市)で発表された。 2)リニヤセンサアレイ方式2次元測定システム 筑波大学医学部稲田研究室との協力研究として、aーSiリニヤセンサとGd_2O_2SシートのカップルによるX線リニヤセンサを掃引して2次元画像を得るシステムを製作し、人体ファントム、IC、プラスチック製品などの画像測定を行った結果、医用応用としては検出感度に問題があるが、産業用としては十分な実用性があることが確められた。この結果を用いて、筑波大稲田研究室の予算で、16組のリニヤセンサを用いたシステムを製作、現在、ソフトウェアの整備を行っている。システム自体はこの補助金の範囲外であるが、システム設計のための基礎データの取得、実験旅費などにこの補助金が用いられている。結果は応用物理学会や原子力学会において発表されている。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)