Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ルイス シレス サンアンドレス大学, 物理学研究所, 助手
ペドロ ミランダ サンアンドレス大学, 物理学研究所, 助手
ロランド チコナ サンアンドレス大学, 理学部, 助手
カルロス アギレ CARTAGENA, 協定会議, 教授
フアン サバアタ サンアンドレス大学, 物理学研究所, 助手
アルシデス レゲリン サンアンドレス大学, 理学部, 講師
アルホンソ ヘラルド サンアンドレス大学, 理学部, 教授
ニイコラス マルチニツク サンアンドレス大学, 物理学研究所, 教授
井上 直也 埼玉大学, 理学部, 助手 (40168456)
佐々木 宏 高知大学, 理学部, 教授 (80036566)
本田 建 山梨大学, 教育学部, 助教授 (10115321)
津島 逸郎 山梨大学, 教育学部, 助教授 (30020366)
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Budget Amount *help |
¥10,000,000 (Direct Cost: ¥10,000,000)
Fiscal Year 1987: ¥10,000,000 (Direct Cost: ¥10,000,000)
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Research Abstract |
(1) 10^<14>eV以上の高エネルギー宇宙γ線の点源の探索 (2) 10^<15>ー10^<17>eVのエネルギー領域における陽子あるいは重い原子核の相互作用に特徴 を研究するため宇宙線と大気の原子核との衝突によって生ずる空気シャワー現象の精密な観測をボリビア国チャカルタヤ山で行い基礎データーをボリピア国の研究者と共同して収集する. 高エネルギー宇宙γ線の研究のため,チャカルタヤ山上で昨年度より継続して8月まで主としてボリビアの共同研究者によりハドロンの少に空気シャワー(AS)の観測をおこなった. これと平行して昨年度観測したデータを解析しVela Xー1.Sco Xー1.X1700ー377等の点源の方向からのASの強度を求る, 同時にその連星軌道周期についての周期解析を行った. 使用したデータの数はまだ少く今後の例数の蓄積にまたねばならないが現在の時点では点源の存在についての有意な結果は得られていない. しかしSco Xー1については1986年5月の後半の半月間に周期0.2の所に有意な強度の増加がみられた. この研究ではγ線がつくるASは原子核がつくる普通のASにくらべASの中のハドロンが少いという特徴をつかってASの選択を行っているが,ASの到来方向の決定精度をたかめる事が重要であることは云うまでもない. このため8月より12月の間に方向を決るための検出器の増設を行った. 1987年2月24日に超新星の爆発があった. チャカルタヤ山では此の星の方向は天頂角53°で観測には良い条件ではないが何等かの情報を得ために8月よりASの高頻度での測定を始め継続している. ASの中心部にある高エネルギーのハドロン, γ線の精密測定を行いASがつくられた時の核相互作用についての研究を行うためにAS装置の中心部のエマルション・チェンバー(EC)の鉛の間にX線フィルムをいれECの組立を行い測定を開始した. この測定は1ヶ年間継続する. この装置に近接してブラジル・日本の共同研究による40M^2のECがある. この研究との共同研究を行ための準備としてこのECの中に高いエネルギーのASの中心がはいった時その情報が得られるようにASの観測条件を整備した.
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