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¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1987: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Research Abstract |
1.採集した植物化石は, 国立科学博物館に送り, 植村和彦が管理, 整理番号を記入し, 標本室に収納した. 2.材化石は, 千葉大学理学部に収納し, 西田誠が管理し, 整理番号を付し, 以後の研究にそなえた. 3.西田誠および西田治文は, セロ・ドロテア産の材化石30点余をピール法によるプレパラートを作り, 5新種を含む10余種を同定した. それらは目下, 2誌に投稿中である. 4.西田誠および西田治文は, チレチコ産材化石20点を同定, いずれもナンヨウスギ科に属し, 南極レイ・ホルヘ島の上部白亜系のAraucarioxylon arayai Torresと同じであることがわかった. (記載中) 5.西田誠および西田治文は, ラス・ミナス産第3系の材化石の中から1新種Cupressinoxylon magellanicum sp.nov.を記載した. 6.植村和彦は, 印象化石の同定に着手, 目下記載文をとりまとめ中である. 7.西田誠および西田治文は, 極地研究所主催の, 極域生物シンポジウムにおいて, パタゴニアと南極の材化石相を比較する講演を行った.
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