Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 明彦 東北大学, 金属材料研究所, 助教授 (20005945)
小笠原 武 日本大学, 理工学部, 教授 (40059340)
山藤 馨 九州大学, 工学, 教授 (90037721)
岡田 東一 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (40028999)
武藤 芳雄 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (90005843)
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Budget Amount *help |
¥4,700,000 (Direct Cost: ¥4,700,000)
Fiscal Year 1987: ¥4,700,000 (Direct Cost: ¥4,700,000)
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Research Abstract |
本研究班は, 核融合特別研究第4班の研究活動を常時把握し, 研究の効果的推進と適切な研究の方向づけを行うために編成されたもので,本年度は下記の諸活動を行った. 1.総括班会議:本年度は計3回の総括班会議と状況に応じて適宜幹事会を開催し研究活動の方向づけ,重点検討項目の審議を行うとともに, 総合総括班事業の提案, 日米協力事業への参加,第4班主催のワークショップの企画, 次年度の研究活動の検討を行った. 2.ワークショップの開催:第4班では, 材料→電磁現象→マグネット技術と研究の重点を移すことを当初からの基本方針としており, これまでの研究成果を, 最終目標である超電導マグネット技術の研究に結集させるため, 2件〔(1)ヘリカル型装置超電導化に関する技術的問題点の調査(中間報告会)(2)先進および高温超電導材料〕のワークショップを企画し, 第4班総括班事業として開催した. 「先進および高温超電導材料」に関するワークショップの内容は, 研究成果報告書として印刷配布された. 3.課題研究の成果のとりまとめ:第4班の本年度の課題研究は, 計画研究3件(内1件総括班)と公募研究9件計12件である. これらの成果は, 研究成果報告会で集中的に報告討論され, 成果報告書として印刷配布された. 2件の計画研究の内, マグネット構成材料の研究班ではNb_3Sn線材の評価技術や高性能化が進められた他, 種々の先進超電導材料の長尺化, 絶縁材・安定化材・構造材の特性評価や試験法について進展が見られた. まグネット技術班では, 従来の冷却方式に加えて超臨界圧ヘリウムによる浸漬冷却方式が研究された. また, 間接冷却・動的冷却等の新冷却方式や, マグネットの電磁力学的な特性評価, 超音波によるクエンチ検出法等, 周辺技術も含めて総合的に研究が進められた.
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