高効率爆縮用大気圧ArF/KrFレーザーの大強度増幅
Project/Area Number |
62055026
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Research Category |
Grant-in-Aid for Fusion Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
小原 實 慶応義塾大学, 理工学部, 助教授 (90101998)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内山 太郎 慶応義塾大学, 理工学部, 専任講師 (30051816)
野口 晃 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (90051648)
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Project Period (FY) |
1987
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1987)
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Budget Amount *help |
¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
Fiscal Year 1987: ¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
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Keywords | レーザー核融合 / 慣性核融合ドライバー / ガスハライドエキシマレーザー / レーザー増幅器 / ArFレーザー / KrFレーザー |
Research Abstract |
1.電子ビーム励起大気圧動作ArF/KrFレーザの発振・増幅実験を行い, パワー効率および増幅パラメータを調べた. 2.大気圧Ar/Kr/F_2混合ガス(Ar/Kr/F_2=79.55/20/0.45%)およびKr/F_2混合ガス(Kr/F_2=99.4/0.6%)を用いた大気圧動作KrFレーザー増幅実験で, それぞれのパワー効率(13.7%, 11.3%)を得た. 3.大気圧Ar/F_2混合ガス(Ar/F_2=99.6/0.4%)およびNe/Ar/F_2混合ガス(Ne/Ar/F_2=29.7/70/0.3%)を用いた大気圧動作ArFレーザー増幅実験において, 大気圧動作KrFレーザー増幅器を上回るパワー効率(それぞれ15.7%, 14.5%)を得た. 4.大気圧動作KrFレーザーの増幅器パラメータとして, Ar/Kr/F_2=79.55/20/0.45%およびKr/F_2=99.4/0.6%の混合ガスで利得係数go=13.9,14.3%, 吸収係数α=0.4,0.7%, 飽和光強度Is=1.55,2.3MW/cm^2であった. 5.大気圧動作ArFレーザの増幅パラメータとして, Ar/F_2=99.6/0.4%およびNe/Ar/F_2=29.7/70/0.3%の混合ガスで利得係数go=4.21,4.19%, 吸収係数α=0.23,0.21%, 飽和光強度Is=3.2,2.6MW/cm^2であった. go/α(〉18)および飽和光強度(1.9〜3.2MW/cm^2)は共に高く, 増幅長50cmのシングルパス増幅で最適入力光強度は, 6.7〜9.5MW/cm^2と高い. これは増幅長スケーリングに有利なことを示している. 6.両レーザー増幅器の計算機シミュレーションコードの精度を向上するために実験との比較を行った.
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)