Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 憲昭 名古屋大学, 理学部, 教授 (90022996)
道家 忠義 早稲田大学, 理工学研究所, 教授 (60063369)
志水 隆一 大阪大学, 工学部, 教授 (40029046)
万波 通彦 京都大学, 工学部, 教授 (60025294)
三雲 昂 筑波大学, 物理学系, 教授 (40015475)
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Budget Amount *help |
¥5,900,000 (Direct Cost: ¥5,900,000)
Fiscal Year 1987: ¥5,900,000 (Direct Cost: ¥5,900,000)
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Research Abstract |
本年度は特定研究「イオンビーム・固体相互作用」の最終年にあたり, 多くの成果が期待される年度であり, また, 本特定研究と密接な関係のある第12回固体内原子衝突国際会議(ICACS12)が岡山において開催されることになっていた. これに関連して今年度の研究方針および研究会の進め方などを討議するため, 6月6日, 7月23・30日東京において, 9月20日大阪において総括班会議・班代表者会議を開いた. これらの会合で, 本特定研究のなるべく多くの参加者がICACS12に出席, 発表するよう督励すること, 本年度は研究会を改めて開かず, ICACS12を通じて研究者の交流を深めることなどを決めた. ICACS12は予定どうり10月12日より16日まで, 岡山において開催され, 24ヶ国から296名の研究者(国内より180名, 海外より116名)が集まり, 277の論文が提出された. そのうち本特定研究関係からの提出論文数は87篇を数え, 活発な討論を通じて内外の批判をあおぎ, 数多くの論文が世界の注目を浴びた. また, 14日には総括班会議を開き, 今後の計画を討議した. 11月16・17日の両日には本特定研究に加わっている理論家の研究会「イオン固体衝突の理論」が箱根において開かれ, 10名が参加した. ICACS12および, 理論研究会を総括・検討する総括班会議が12月19日東京において開かれ, その席で本年度の研究報告会を3月10〜12日の3日間東京で全員参加で開催し, 10日には本年度最後の総括班会議を開くことを決めた. 1月30日には大阪において総括班会議を開き, 来年度の取りまとめの方針について討論し, 3年間の研究成果の総合的な報告は和文, 英文の出版物にまとめ上げ, 国内外に送付することを決めた.
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