Research Abstract |
標記課題の特定研究が効率よく行われるようにするため, まず計画研究の各課題代表者と公募研究代表者の計47名が集まって, 6月19日に全体会議を開催した. 全公募研究を第1班「鷹分解能光センシングの基礎」, 第2班「機能性光ファイバによる干渉計測」, 第3班「半導体レーザのスペクトルおよびコヒーレンス制御」, 第4班「光コンポーネント, 光回路の一体・集積化」, 第5班「新領域光センシングシステム」(おもに生体計測)の五つの計画研究班のいずれかに分属させるとともに, 全課題代表者の自己紹介と本年度研究計画の概要説明を受けて, 本研究が正式に開始された. 本年度4回(6月19日, 9月25日, 10月21日, 11月26日)開催した総括班会議では, 研究の円滑な運営と会合, 出版, 経理の実務について相談した. 各分担者の研究成果は, 各班ごとに関連研究をまとめて開催した5回の研究会(昨年からの通算で第5回は第2班担当で7月20日, 第6回は第1班担当で9月25日, 第7回は第4班担当で10月21日, 第8回は第5班担当で11月26, 27日, 第9回は第3班担当で12月4日)および全分担者が出席した公開シンポジウム(2月1, 2日)で発表され, 活発な討論か行われた. 出版物としては, 研究会資料集(第5会49頁, 第6回53頁, 第7回44頁, 第8回80頁, 第9回36頁), シンポジウム資料集(286頁), 成果報告書(96頁), 関連研究論文集(297頁)の他, 研究会, シンポジウムの講演依頼, 開催通知, その他を内容とするブレティンを10回発行した. また研究進行状況のチェックアンドリビューを期待して総括班に国公立研究所などに所属する4名の研究者を加えるとともに, 研究会, 公開シンポジウムの開催通知は本研究分担者以外の国公立大学, 研究所, 企業の約50名, その他にも発送し, 講演会での討論への参加を得た. 次年度も本年とほぼ同一体制で研究を進める予定である.
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