Project/Area Number |
62112015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | National Laboratory for High Energy Physics |
Principal Investigator |
中井 浩二 高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 教授 (40028155)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
道家 忠義 早稲田大学, 理工研, 教授 (60063369)
高田 栄一 東京大学, 理学部, 助手 (70197101)
木村 喜久雄 九州大学, 理学部, 助手 (60108636)
小林 俊雄 高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 助手 (30186754)
千葉 順成 高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 助教授 (50126124)
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Project Period (FY) |
1987
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1987)
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Budget Amount *help |
¥6,800,000 (Direct Cost: ¥6,800,000)
Fiscal Year 1987: ¥6,800,000 (Direct Cost: ¥6,800,000)
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Keywords | π中間子生成 / 〓f中間子生成 / △生成 / 二粒子相関実験 / 多重サンプリングイオンチェンバー / クオークグルーオンプラズマ |
Research Abstract |
1.KEK-PSによる実験 (1)原子核標的からの〓^0, f^0_2中間子生成断面積を測定し, この結果から〓N及びf^0_2N全断面積を決定した. 〓NはπNやωNと同程度の大きさであるがf^0_2Nの断面積はそれより大きいことが明らかになった. (2)ハドロン原子核反応に伴う生成粒子について, 2π中間子相関及び重陽子陽子生成比の測定から反応領域の広がりを決定した. この結果から反応の進行は通常核物質の半分の密度になるまで続くことが解った. (3)π中間子と原子核の反応について, 0.5GeV/C〜1.5GeV/Cの領域でπ生成・二重荷電変換過程などを系統的に測定した. データ集積を終えて解析中である. (4)核内の△生成について, 先に行った(P_2P´△)の実験を更に一歩深めて調べる為(p,n△)反応の系統的測定を計画し, 測定器系を準備した. 2.検出器の開発・製作 (1)高エネルギー重イオン反応に伴って発生する重粒子の精密測定の為にde/dx多重サンプリングイオンチェンバーの製作を行った. チェンバー本体ガス操作系, プリアンプ系は全て完成した. (2)リングイメージチェレンユフカウンターについては, 本体が完成し各部のチェンバーのテストを行っている段階である. 3.研究会の開催 クオークグルーオンプラズマの生成ならびにその検出に関するシンポジウムを開催した. 約50名の参加者を得た. BNL,CERN,FNALにおける実験結果も報告され理論・実験両面からの討論があった.
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)