Research Abstract |
本研究は, 昨年度より発足した特定研究「高性能化学センサシステムによる化学計測」の各研究グループの中心となり, 研究計画の立案, 調整, 推進, 研究連絡, 研究成果のとりまとめ, 評価および関連研究分野との連帯などを積極的に行い, 特定研究の円滑な推進を図ろうとするものである. まず, 5計画研究班43名に公募研究よりの採択者23名を加えて, 高機能センサ素子材料班13名, 新検出方式研究班12名, 高性能イオン・ガスセンサ開発班13名, 高感度バイオセンサ開発班15名, 知能システム化研究班9名を研究グループとして組織した. 昭和62年7月17日, 18日に, 仙台, 艮陵会館において, 第4回全体会議と第3回公開シンポジウムを行い, 前者は各班長の概要説明と各班よりの5件の講演ならびに特別講演1件, 後者は各班よりの5件の講演を行った. 昭和62年10月17日に九州大学工学部において第5回全体会議を開き, 研究連絡を行った. 昭和63年1月11日, 12日に東京, 国立教育会館において第6回全体会議と第4回公開シンポジウムを行い, 前者は各班よりの5件の講演(ただし, 班員数の関係で, 第5班の担当分を第4班の担当分に変更した)ならびに特別講演1件, 後者は各班より5件の講演を行った. 以上の総括班主催の全体会議および公開シンポジウムのほか, これら研究者を中心として重点的に研究発表を企画した会合としては, 昭和62年10月17日〜19日九州大学における日本化学会第55秋季年会シンポジウム(討論主題:計測化学とセンシング)などがある. その他, 総括班会議もしくは班長会議をほぼ隔月に開催して, 特定研究全体の研究組織の活動が円滑に進行するための企画, 連絡, 調整を行うと共に, 広報(4回配布), その他の方法によって, 議事の確認, 行事の案内などを行い, ほぼ所期の目的を達した.
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