コンピューターにより知能化された高次複合分析法の研究
Project/Area Number |
62217010
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
神野 清勝 豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (60124731)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 忠蔵 豊橋技術科学大学, 工学部, 助手 (60159126)
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Project Period (FY) |
1987
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1987)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 複合分析法 / LC / SFC / コンピューター支援システム |
Research Abstract |
本研究においては, クロマトグラフィとスペクトル分析法とを有機的に結合し, スペクトル分析法のデータ解析の一助として保持予測システムを使用しコンピュータによる高次複合分析法の確立を目的とする. 本年度は下記の三点を当初目的とした. 1)溶出化合物からその構造と物理化学的な性質を予測する化合物固定システムの確立 2)1で予測された構造及び物理化学的な性質から赤外吸収スペクトルあるいは紫外吸収スペクトルの化合物情報を取り出す手法の確立 3)高次複合分析法の検討 1)の目標に対しては, LCあるいはSFCにおける保持予測システムとして, DTHアミノ酸, OPAアミノ酸, ペプチドの保持予測法の確立について検討し十分な実用化可能な方法を確立した. 2)に対しては, パーソナルコンピュータを用いてPAHのUVスペクトルデータベースを作成し, その機能を保持予測システムと結合させた固定システムを完成した. 3)の高次複合分析法については, LC/ICPのインターフェースの改良によるSFC/ICPの結合に成功し, LC/TLC/FTIRという多次元クロマトグラフィの複合化についても十分な成果をあげることができた. 63年度は特定研究の班員として上記の成果をまとめる予定である.
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)