Project/Area Number |
62302033
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計測・制御工学
|
Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
臼井 支朗 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (40023337)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 章道 生理学研究所, 教授 (00051491)
星宮 望 東北大学, 工学部, 教授 (50005394)
杉江 昇 名古屋大学, 工学部, 教授 (30126867)
外山 敬介 京都府立医科大学, 教授 (90090505)
笠井 健 大阪大学, 兼行体育部, 教授 (30029459)
|
Project Period (FY) |
1987 – 1988
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
|
Budget Amount *help |
¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
Fiscal Year 1988: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1987: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
|
Keywords | 生理工学 / 生体情報科学 / 神経情報科学 / 生体計測技術 / ニューラルネットニューロコンピュータ / 生体機能 / ニュートラルネット / ニューロコンピュータ / ニューラルネット |
Research Abstract |
本研究は細胞レベルから高次脳機能に至る、生体システムの多様な次空間・並列・分散機構の解明を目的とし、工学、生理学の研究者からなる研究班を組織して学際的な情報交換、研究協力を進め、新しい生体情報科学としての「生理工学」の確立を図ることにある。そのため昭和62年度、63年度ごとに研究計画の打ち合わせ会、講演、見学会を持ち、それらのまとめとして各年度ごとに公開シンポジウムを豊橋と大阪で開催した。公開シンポジウムは研究代表者、分担者が中心となり演題を募集し、工学分野、生理学分野の新進気鋭の研究者が一同に会して密度の濃い意見交換の場を設け、学際的研究の効率的な推進がはかられた。シンポジウムの参加者、発表演題数が豊橋、大阪と年度を経るにつれ倍増していることは、本総合研究の目的とする「生理工学」が着実に定着、発展している証と考えられる。また参加者の内訳から学生、企業からの参加者が飛躍的に増大していることは、バイオサイエンスに対する社会的要求、関心の高さが伺え、企業側の参加者が工学的応用のみを指向せず、生体機能解明に向けての基礎的研究が増加しつつある傾向は、従来大学等の学術研究機関で行なわれてきた生理工学研究の底辺が拡大されつつあることを如実に示している。こういった意味から、生理工学の意義を理解し、研究を進めてきた本総合研究の研究代表者並びに分担者は、今後この方面の指導的役割を果たしていくものと期待される。
|