Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 誠 九州大学, 工学部, 教授 (90037739)
三角 荘一 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (40029830)
広部 雅昭 東京大学, 薬学部, 教授 (20012594)
石津 和彦 愛媛大学, 理学部, 教授 (60036184)
児玉 睦夫 弘前大学, 教養部, 教授 (90007550)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Research Abstract |
昭和62年7月20日〜23日, 広島市厚生年金会館において「第12回大環状化合物の化学に関する国際シンポジウム」が, 本研究代表者木村栄一を組織委員長として開催された. 本研究では, その国際集会に臨んで, 我国の機能性大環状化合物(クラウンエーテル, イオノフォア, 大環状ポリアミン, クリプタンド等)化学に携わる第一線の薬学, 化学者を結集し, 有機合成, 錯体化学, 分析化学, 電気化学, 触媒化学, 医薬学等, 全ての分野研究について情報交換し, それぞれの研究テーマを進展させると共に, 一同が広島国際会議において最新の研究成果を発表, そして世界の一流研究者と情報交換・討論および啓蒙を行った. 各班員の研究成果は, "Current Topics in Macrocyclic Chemistry in Japan"という題名をもつ単行本(英文)の形で発表した. この本は, 我国の関連研究者はもとより, 世界中の研究者に送付され日本進展ぶりを紹介した. 世界の大環状化合物化学研究の飛躍的発展に貢献し, もって新時代の化学素材を世に供することとなった.
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