Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩崎 不二子 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (10017329)
細矢 治夫 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (10017204)
甲斐 泰 大阪大学, 工学部, 助教授 (40029236)
大沢 映二 北海道大学, 理学部, 助教授 (40001763)
戸田 芙三夫 愛媛大学, 工学部, 教授 (50036232)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1987: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Research Abstract |
本研究は重点領域研究「分子性結晶の反応の解析と制御」を昭和64年度から発足させるための準備・調査を行うことを目的にした. しかし本研究発足直後に, 昭和63年度から当該重点領域を発足させてよいことが認められたため, 当初の目的を変更して重点領域発足を前提とした調査研究を行うこととした. まず7月18,19日に東京(本郷会館)で泊り込みの全体集会を行って, 分担研究者が各自3年間の具体的な研究テーマを報告し, 全員で検討した. その後, この重点領域研究が採択されるに当たっての具体的条件が明らかにされ, その中で申請時点での本研究の2本柱の一方が却下されたことが判明したので, この条件を踏まえて分子性結晶の反応性を中心に4つの計画研究に再編成することを検討した. この検討を具体化するため, 10月3,4日に東京(学士会館)に当該重点領域研究の総括班員(予定)が集まり, 昭和63年度に申請すべき計画研究の具体的内容と研究経査についての検討を明った. この検討を踏まえて, 4つの計画研究と総括班の計5つの課題を各代表者が申請した. 12月4,5日には東京(電通大)において全体集会を開き, 各計画研究の申請内容について検討し, 分担研究者間の細かい協力関係を議論した. 本集会は本研究と密接な関係にある総合研究(A)「結晶場の効果を利用した反応設計」の研究発表に引き続いて行われたため, 具体的な研究内容に基づいた検討が行われた. さらに2月24,25日に東京(学士学館)で公募研究のあり方を検討するための総括班会議が開かれ, 計画研究では不充分な点を補うような研究が必要であるとの基本線を確認した. 3月14,15日には東京と大阪で引き続いて全体集会を開き(お茶大と大阪大), 各計画研究の中での各分担研究者の研究経費の配分方法について検討した. この検討により, 昭和63年度の最初から導点領域研究をスタートさせる検備は完了した.
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