Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川内 浩司 北里大学, 水産学部, 教授 (70050523)
矢内原 昇 静岡大学, 薬学部・国立生理学研究所, 教授 (80046250)
鎮目 和夫 東京女子医科大学, 教授 (40075156)
井村 裕夫 京都大学, 医学部, 教授 (10025570)
大村 裕 九州大学, 医学部, 教授 (30019517)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1987: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Research Abstract |
内分泌学研究推進のためのアンケート(13項目)を日本内分泌学定評議員, 日本比較内分泌学会々員, 日本生化学会評議員, 日本生理学会評議員, 日本解培学会評議員, 日本組織化学会員あて計2,435通のアンケート用紙を送附した. うち454のアンケート回答が得られた. (回答率:18.64%)アンケート集計の結果は以下のようであった. (1)使用または測定されているホルモンとその類似物質は80種類に及ぶ. (2)使用ホルモンの入手法は66.99が購入, 29.4%が供与を受け3.9%が自家製である. (3)ホルモン測定法は大部分が放射免疫分析法(RIA,87.1%)であった. (4)RIAに用いる標識ホルモンは65.9%が購入により, 自家標識のものは18.5%, 供与されたものは12.8%であった. (5)標識に用いられた放射性同位原素は69.4%が^<125>I,20.5%が3Hで, ^<131>Iは1.7%にすぎなかった. (6)ホルモン抗体の利用法は66%がRIAで, 組識化学の28%がこれに次いだ. (7)ホルモン抗体の入手法は, 26.9%が購入, 45.3が供与, 27.7%自家製であった. (8)標識ホルモンのRIAへの使用量は昭和62年度で1,2234本 過去5年間に4,610千本, 今後5年間で6,330の予定で, 今後37.3%の増加が予想された. (9)一方組織化学に使用される抗体異は切片数として, 昭和62年度に1124枚, 過去5年間に4654枚, 今後5年間に4014枚と13.8%の減少が予想された. (10)また自家製抗体の他研究室への供与のものが34研究室あり, 主回答数の0.75%に及んだ. (11)一方来国NIHの国主ホルモンと下垂体計画(NHPP)から得た資料によると昭和62年度中に同計画から標品の供与を受けたわが国の内分泌研究数は126各に及び, 供与標傾数(バイアル数)として306個であり, 米国に次いでその利用度は世界第2位であることが判った. 以上は内分泌研究の国際協の策定に資するもであると考える.
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