Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 國太郎 東京大学, 医学部, 教授 (10010034)
田中 千賀子 神戸大学, 医学部, 教授 (20025571)
栗山 煕 九州大学, 医学部, 教授 (40037495)
大塚 正徳 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (60013801)
宇井 理生 東京大学, 薬学部, 教授 (50001037)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Research Abstract |
1.重点領域研究実施計画の協議. 昭和60年度の総合研究(B)「トランスメンブランコントロールの機序」及び昭和61年度の本年度と同名の総合研究(B)において, トランスメンブランコントロール機構に関する基礎的知見を一層広げ, 深めるための方策を引き続き検討し, その構想に基づいて, 昭和62年3月に申請した重点領域研究「トランスメンブランコントロールの機序」は, 幸いに採択され, 昭和63年度から発足の運びとなった. これを受けて, 昭和63年7月29日, 東京において本班班会議を開催し, 研究実施計画の詳細について協議した. その結果, 1)トランスメンブランコントロールにおけるGTP結合蛋白質の役割, 2)刺激によるイオンチャンネル機能の制御, 3)カルシウムイオンによる細胞機能調節の分子機構, 4)イノシトール燐脂質代謝を介するトランスメンブランコントロール, 5)環状ヌクレオチドによる細胞機能制御機構, 6)カルシウムイオンの動員とその調節機構の6計画研究班を編成して実施することで最終的に合意し, 各班の目標, 構成等を具体的に協議した. また, 昭和63年度重点領域研究研究計画概要(トランスメンブランコントロールの機序)を作製し, 昭和63年2月26日には, やはり東京において, 研究打ち合せ会を開催して, 主として計画研究に欠けている点についての協議を行った. 2.班員は総てこの方面の各々の細領域の専問家なので, それぞれの著した, 各専門細領域に関する総説論文(和文)を収録して「和文論文集」を作り, 研究発展のために役立てて貰うよう, 計画班員予定者全員に配布した. 3.昭和62年12月14日には, 東京地区で, トランスメンブランコントロールとイオンチャンネルに関するミニシンポジウムを開いて, 研究交流を図った.
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