Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 巌 千葉大学, 医学部, 教授 (40012702)
金ヶ崎 士郎 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10012767)
吉川 弘之介 東京大学, 医科学研究所, 教授 (80012714)
竹田 美文 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30029772)
荒井 正 千葉大学, 真核微生物研究センター, 教授
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1987: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Research Abstract |
本総合研究班では, まず各班員の現在の研究状況と今後の方向性についての頻繁な意見の交換を行い, 微生物由来バイオダイナミクス因子のうち, 定着因子, 細胞侵入性因子, 蛋白性及び低分子毒素などを主として取り上げ, それらの分子遺伝学的解析や活性発現機構の解析, 更にはこれらの成果をふまえた医療・医学生物学領域への応用などを目ざし, 総合的研究を強力に進めるべきとの方向性(原案)を出した. そして昭和62年11月7日と8日に富士研修所(静岡県)で全班員の出席のもとに, この原案について各班員の研究立場からの意見を述べ合い, 現在および今後の研究の方向性について討議し, 「微生物由来バイオダイナミクス因子」の研究領域で「重点領域研究」を申請し, この領域での研究の飛躍をはかり, 世界に貢献すべき期が熟したとの結論に達した. この結論をふまえ, 代表班員により「重点領域研究」申請のための準備を行うべく会合を重ね, 最終的に下記のような研究テーマ及び組織を組み, 申請手続きをとった. 1.総括班ー病原微生物由来バイオダイナミクス因子の総括的研究(三輪谷俊夫) 2.バイオダイナミクス因子の分子遺伝学的解析 (1)定着・細胞侵入性バイオダイナミクス因子の分子遺伝学的解析(吉川昌之介)(2)毒素性バイオダイナミクス因子の分子遺伝学的解析(寺脇良郎) 3.標的組織・細胞におけるバイオダイナミクス因子の活性発現機構 (1)バイオダイナミクス因子による細胞膜の修飾(金ヶ崎士郎)(2)バイオダイナミクス因子の受容体及び細胞内侵入機構(竹田美文)(3)バイオダイナミクス因子によるADPーリボシル化と細胞機能の修飾(内田驍) 4.低分子バイオダイナミクス因子の分子構造と機能(山崎幹夫) 5.因子の医療・医学生物学領域への応用(三輪谷俊夫)
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